真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.02.14 13:47
モーリスの全弟に大注目!「史上最強マイラー」の兄を超えられるかに期待は集まるが……
編集部

今年の1月に引退式が行われ、今後は種牡馬としての馬生を送るモーリスの全弟である「メジロフランシスの15」の競走馬名が、ルーカスに決まったという。
ルーカスという名はラテン語由来の人名から取られ、「光をもたらす人」という意味を持つ。現役時代は「史上最強マイラー」と呼ばれ、その名声が海を超えて海外にまで知られているモーリスの全弟ともあれば、いやが上にも期待は高まる。
ルーカスが在厩している北海道・ノーザンファーム早来の担当者によれば、昨年の12月に左前に骨瘤が出たというが、現在では症状は緩和。徐々に調教量を増やしているため、馬体は引き締まって体重は落ちているものの、「見た目は一回り大きく見えるといった素質馬特有の雰囲気」が出てきたという。早ければ今年の夏以降に姿を現すことになるだろう。
また今年は、モーリスと同じスクリーンヒーロー産駒のゴールドアクターの全弟も順調にいけば、夏以降にデビューを飾る予定とされる。母馬のヘイロンシンは昨年12月に死去。亡き母のため、また兄の名声を汚さないようにするため、寄せられる期待は大きい。
だが、いうまでもなく全弟馬でも、その期待通りに走らないことも多いのが競馬だ。
近年の期待はずれだった馬といえば、三冠馬オルフェーヴルの全弟である、リヤンドファミユ、アッシュゴールドがあげられるだろう。リヤンドファミユとアッシュゴールドの両頭はいずれも重賞勝ちなしで、それぞれ24戦4勝 [4-1-1-18]、16戦1勝 [1-1-1-13] と、兄とは比べ物にならない成績しか残せていないのが現状だ。
PICK UP
Ranking
5:30更新
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 横山武史「ジョッキーカメラ」はなぜ非公開だったのか? 鬼気迫る川田将雅の大声にビックリも…ナミュール降板で「屈辱」味わった男が迎える正念場
- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- 毎日王冠(G2)リアルスティール「使い捨て」に調教師が激怒!? 「スキャンダル王」デムーロの指示無視に「いくらなんでも……」
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
















