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JRAが3歳ダート路線をついに「大改革」へ?ヒヤシンスSの重賞格上げへ武豊騎手が「3歳ダート路線にきちんとした道ができていない」と指摘

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 もちろん、一騎手の武豊騎手がJRAに対して直接的な影響力を持っているわけではありませんが、武豊騎手は2010年から7年目の任期を迎えている騎手会長。知名度や人気も然ることながら、その発言力は決して小さなものではありません」(競馬記者)

 ただ、その一方でJRAの後藤正幸理事長は今年1月に行なわれた『週刊ギャロップ』(サンケイスポーツ)のインタビュー内で、3歳春のダート路線の”不遇”について問われると「番組の中核は、あくまで日本ダービー」と”改善”を否定。

 距離体系が整備され、様々な競走馬がいることを認めながらも「2歳から3歳春まではダービーを中心とした番組編成をすることは当然」と断言している。

 この発言にダート馬が卑下されていた頃の前時代的だという意見もあるが、果たして来年以降、3歳ダート路線の整備は行われるのだろうか。

 近年はホープフルSのG1格上げを始めとした2歳重賞の整備に、積極的な動きを見せているJRA。その一方で、今年から米ケンタッキーダービー(G1)への優先出走権を巡るポイントレースとなる『JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY』が新設されるなど、決して世代限定のダート路線を蔑ろにしているわけではない。

「長年の課題」といわれている3歳ダート路線の「革命」は行われるのだろうか。間違いなく機運は高まっている。

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