GJ > 競馬ニュース > 武幸四郎騎手の電撃参戦  > 2ページ目
NEW

武幸四郎騎手の電撃参戦で阪急杯(G3)が大波乱!? 兄・武豊騎手も参戦で「競馬の神様が降りてきた」松永幹夫の伝説再現か!

【この記事のキーワード】, ,

 無論、競馬なので思い通りの結果になることなど、そうそうあるものではない。だが、最後の最後に、本当に「奇跡」を起こしてしまった名手がいる。

 2006年に引退した松永幹夫騎手(現・調教師)だ。

 JRAで通算1400勝を誇り、武豊騎手と共に関西を彩るアイドル的な存在だった松永騎手。「ミッキー」の愛称で親しまれ、牝馬で顕著な実績を残していたことから「牝馬の松永幹夫」と称されていた。ラニやアウォーディーの母ヘブンリーロマンスで天皇賞・秋(G1)を制した際、観戦に訪れていた天皇・皇后に向かい、ヘルメットを胸に抱えて馬上から最敬礼を行ったエピソードはあまりにも有名だ。

 そんな松永騎手が、引退が控えた当日の阪急杯でブルーショットガンに騎乗。最後の雄姿を一目見ようと多くのファンが応援に駆け付けたが、それでも単勝は15頭中11番人気となる38倍と厳しい状況だった。

 誰もが松永騎手は競馬界の今後を後進に託し、静かにターフを去るものと思っていた。

 ところが奇跡は起きた。前走も13着に敗れていたブルーショットガンが、まるで空気を読んだかのように激走。「ブルーショットガン!松永幹夫が飛んでくる!」という実況に阪神競馬場に詰めかけたファンから大歓声が上がる。

「松永幹夫!なんと、なんとブルーショットガンです!」

 これがJRA通算1400勝目となるメモリアル。レース後、最も驚いたのは他でもない松永騎手本人だったようで「競馬の神様が降りてきましたね」と笑った。

武幸四郎騎手の電撃参戦で阪急杯(G3)が大波乱!? 兄・武豊騎手も参戦で「競馬の神様が降りてきた」松永幹夫の伝説再現か!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!