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2017.02.25 09:00
武幸四郎騎手&田中博康騎手が引退レースで勝利する可能性は? 過去の名騎手らと同様に最後の花道を飾ることはできるか!?
編集部
2月26日の騎乗で引退となる武幸四郎騎手。「2月の最終週」は例年、春競馬の開幕を告げると同時に、その年に引退する競馬関係者を送り出すという重要な役割を担っている。そのため、この日を”競馬界の大晦日”と呼ぶこともある。
毎年、名馬を管理していた調教師やジョッキーたちがこの日を最後にターフから去る。今年は武豊騎手の実弟・幸四郎騎手が最後の雄姿を見せるともあり、例年以上に注目されているのは間違いない。
幸四郎騎手といえば、デビュー翌日にマイラーズC(G2)を制覇し、デビュー最短重賞制覇の記録を達成している。幸四郎騎手は騎手生活最後となる週では、アーリントンC(G3)、阪急杯(G3)のふたつの重賞に騎乗予定。最後の重賞制覇となるかが期待されている。また、幸四郎騎手のラストランは阪神12Rでメイショウオオカゼとなる見込みだ。
また幸四郎騎手の陰に隠れがちだが、もうひとり騎手生活を引退する人物がいる。田中博康騎手だ。
“タナパク”の愛称でファンから親しまれていた田中騎手は、中山競馬場で土日合わせて計4鞍を予定。ラストは日曜8R、師匠である高橋祥泰師の管理馬のミラクルウィングに騎乗する。デビュー当時田中騎手は高橋厩舎に所属していたため、デビュー戦、初勝利ともに同厩舎の馬で達成している。田中騎手は「デイリースポーツ」の取材に対し「最後も祥泰先生の管理馬で締めくくらせていただけて、感謝の気持ちでいっぱい」と語る。まさにラストランにふさわしい馬といえるだろう。
ふたりの騎手が引退する今週末。以前から競馬界に存在する都市伝説のひとつとして、引退する騎手の最後のレースは「狙い目」というものがある。
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