GJ > 競馬ニュース > 【チューリップ賞(G3)展望】  > 2ページ目
NEW

【チューリップ賞(G3)展望】2歳女王ソウルスターリングと巻き返しを図るリスグラシューの「2強」が再び激突!シンハライト妹の参戦で桜花賞を占う!


 昨年の2歳女王決定戦では、ソウルスターリングに1馬身1/4の差を付けられたリスグラシュー。しかし、向こうが1枠2番の絶好枠からそつのない競馬をしたことに対して、こちらは大外の8枠18番から出遅れるロス。

 それでも、後方から上がり最速の末脚を駆使して0.2秒差まで追い上げた走りに「最も強い競馬をしたのはこの馬」という声も多い。

 そんなリスグラシューにとって阪神JFと、そして桜花賞(G1)と同舞台で争われるここは、借りを返す絶好の機会。もしここで2歳女王を負かすようなことがあれば、一躍クラシックの中心に躍り出ることになる。だが、逆に連敗を喫すれば、当然本番での巻き返しも厳しくなるだろう。武豊騎手とのコンビで存在感を発揮したい一戦だ。

 この「2強」に割って入るとすれば、やはり別路線組か。特に紅梅S(OP)を制したアロンザモナ(牝3歳、栗東・西浦勝一厩舎)は、昨年の覇者シンハライトと同じ軌跡を歩んでいる。

 2走前のこうやまき賞(500万下)は出遅れた上に、勝負所で大きな不利を受けて競馬にならず。あれがこの馬本来の走りでなかったことを証明したのが、前走の紅梅Sだ。

 好スタートから無理をせず中団へ。先頭集団を見るような絶好位につけると、最後の直線では外に持ち出され、抜け出しを図ったエントリーチケットをねじ伏せるようにして2勝目を飾った。

 決して派手なレースではないが、昨年紅梅Sからチューリップ賞の連勝を決めたシンハライトを彷彿とさせるような勝負強い競馬。2戦2勝と手の合う幸英明騎手と共に「2強」に一泡ふかせに行く。

 そのシンハライトの妹となるミリッサ(牝3歳、栗東・石坂正厩舎)は、巻き返しが期待される一頭だ。

【チューリップ賞(G3)展望】2歳女王ソウルスターリングと巻き返しを図るリスグラシューの「2強」が再び激突!シンハライト妹の参戦で桜花賞を占う!のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬