GJ > 競馬ニュース > 【金鯱賞(G2)展望】  > 2ページ目
NEW

【金鯱賞(G2)展望】ステファノスVSヤマカツエース「2000mの鬼」が大阪杯の覇権を懸け激突!天才・武豊騎手の手腕でリアファル「再生」なるか

【この記事のキーワード】, ,

 これまでは重賞では勝ち負けするものの、G1になると強敵の壁に跳ね返されていたヤマカツエー。ところが、有馬記念では後方から上がり最速の脚を使い4着。馬券圏内はならなかったが、サトノダイヤモンドやキタサンブラックら現役トップクラスを相手に、堂々と渡り合っている。

 今年こそ悲願のG1タイトルを狙うのは、女傑ルージュバック(牝5歳、美浦・大竹正博厩舎)も同様だ。

 3歳の頃から牡馬に交じってきさらぎ賞(G3)を勝つなど「G1級」と言われ続けていた存在だが、オークス2着を最後にG1タイトルには手が届いていない。それでも昨年はエプソムC(G3)と毎日王冠(G2)を連勝。天皇賞・秋ではモーリスやエイシンヒカリといった国際G1馬2頭に続く、3番人気に支持された。

 しかし、そのレースでも7着惨敗。重賞3勝はいずれも1800mで、あと200mが大きなテーマとなっている。主戦の戸崎圭太騎手は先日のオーシャンS(G3)で今年のJRA重賞初勝利を上げ勢いに乗っているだけに、ここでその壁を突き破って本番を迎えたい。

 年明けから快進撃を続け「最強世代」といわれている明け4歳勢からは、東京新聞杯(G3)を2着したプロディガルサン(牡4歳、美浦・国枝栄厩舎)が挑戦する。

 初のマイル挑戦となった前走の東京新聞杯は、まさに目の覚めるような極限の末脚だった。1000mの通過が62.2秒という極端なスローペースで、最後の直線だけの瞬発力勝負となった一戦。プロディガルサンは菊花賞以来の休み明けで+22㎏ながら、勝ったブラックスピネルを強襲した。

 なお、記録した上がり3ハロン32.0秒は、東京マイルで史上最速の末脚である。

 述べるまでもなく、大きな上積みが見込めそうな今回。リアルスティールの全弟という血統背景からも2000mは守備範囲で、ここを勝つようなら一気にG1制覇が見えてくる。

 天才・武豊騎手がリアファル(牡5歳、栗東・音無秀孝厩舎)をどう”再生”するのか。大きな注目が集まっている。

【金鯱賞(G2)展望】ステファノスVSヤマカツエース「2000mの鬼」が大阪杯の覇権を懸け激突!天才・武豊騎手の手腕でリアファル「再生」なるかのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  2. “第2の金子オーナー”は武豊の元パートナー!? 「エピファネイア×ステイゴールド」の期待馬が今週末デビューへ
  3. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
  6. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
  7. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  8. 宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?