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岩田康誠騎手が「ブエナビスタ級」と絶賛の素質馬参戦で話題のフローラS(G2)。頂上決戦オークスへ向かうのはどの馬か!

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 冒頭で触れた通り、メジャーエンブレムがNHKマイルCへ向かう以上、鞍上のC・ルメール騎手がオークスでこの馬に騎乗する可能性は高い。すでに賞金面で出走をクリアしているが、本番への試走となるここでも無様な競馬はしないはずだ。

 また全兄に朝日杯FS(G1)2着、皐月賞3着とこの時期にトップ戦線で活躍したコディーノの全妹という血統背景も魅力。堂々の3連勝でジュエラーとシンハライトに挑戦したいところだろう。

 桜花賞馬ジュエラーと同じヴィクトワールピサ産駒のパールコードもぜひ本番に進んでもらいたい一頭だ。

 唯一敗れたつばき賞(500万下)は、上位2頭が共に皐月賞(G1)に駒を進めるほどのハイレベルな牡馬だっただけに0.2秒差の3着は評価できる内容。前走は、このレースと相性の良いミモザ賞(500万下)を1番人気に応えて快勝。すでに中距離で良績を収めている点は、2400mのオークスに向けて楽しみが膨らむ。

 勝ち味に遅いもののクィーンズベストの能力は決して侮れない。前走のチューリップ賞は4着と惜しくも出走権を逃したが、勝ったシンハライトに0.3秒差ならば上々の内容。凱旋門賞馬ワークフォースの産駒だけに、距離が延びれば面白い存在になりそうだ。

 他にも2戦2勝のビッシュ、フラワーC(G3)2着の実績を持つゲッカコウ、クイーンC(G3)2着のフロンテアクイーンなど、オークスでも楽しみなメンバーが揃った。フローラSは24日(日)の15:45に発走予定だ。

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