JRA横山武史「失墜」のG1連敗劇にあった必然!? あまり知られていない中京競馬場の「秘密兵器」導入と、高松宮記念・三連単278万4560円的中のカラクリ
大いに盛り上がった春の連続G1開催も今週は一休みとなるが、それにしてもこの春は改めて「競馬の難しさ」を味わっているファンも少なくないのではないだろうか。
皐月賞(G1)こそ上位人気で決まったが、波乱の結末となった高松宮記念(G1)に続き、大阪杯(G1)、桜花賞(G1)でも1番人気が馬券圏外に敗退。3戦連続で大役を担った横山武史騎手が批判の的にさらされているが、実は2番人気も馬券に絡んでいないのだ。
中でも8番人気のナランフレグが勝利した高松宮記念は、三連単278万4560円と史上稀に見る高配当だった。
単勝2.2倍の大本命レシステンシアを筆頭に、2番人気のメイケイエール、3番人気のグレナディアガーズらがそろって馬券圏外に消えるとは、誰が予想できただろうか。筆者を含め仮に100回同じレースを予想しても、的中にたどり着けないファンは少なくないはずだ。
しかし、こんな難解な馬券でも「的中」した人は確実に存在している。ちなみに今年の高松宮記念の三連単には5699万7069票の投票があったが、その内1484票も的中しているのだ。数字だけを見れば、決して不可能というわけではないはずだ。
実は、そんな高松宮記念で見事、三連単278万4560円を的中させた競馬予想サイトがある。それこそが最近、万馬券を連発して一部のファンの間で話題になっている『スマート万馬券』だ。
競馬予想サイトと言えば、自らの買い目を会員に公開し、馬券を通じて利益を提供することを目的とした、いわば投資ファンドに近い存在だ。一体、何をどうすれば、こういった大万馬券を的中させることができるのか――。
今回は幸運にも、本来なら決して明かしてもらえない「プロ」の話を聞くことができた。
「昨年、グランアレグリアやダノンスマッシュといったスプリント王がまとめて引退し、今年は混戦模様。実績では昨年の2着馬で、香港スプリント(G1)でも2着したレシステンシアが断然でしたが、昨年12月以来のぶっつけ本番ということで状態面がカギでした。
マスコミの報道などでは、人気馬ということもあってか『順調』や『抜群』といった文字が躍っていましたが、客観的に追い切りをジャッジできる人間なら、レシステンシアが昨年ほどの勢いになかったことはわかったのではないでしょうか。
それに加え、新コンビを組んだ横山武史騎手は今最も注目されている若手騎手ですが、あくまで関東所属のジョッキー。昨年、中京で騎乗したのはわずか5鞍。これだけを見ても、レシステンシアが如何に危険な人気馬だったのかは、皆さんもわかると思います。結果的にこの馬が1番人気になっていたことは、我々にとってはラッキーでした」(スマート万馬券・関係者)
実際に、レシステンシアの当日の馬体重は+18kgと明らかな太目残り。さらに横山武騎手も高松宮記念だけでなく、大阪杯、そして桜花賞といずれも騎乗経験の少ない関西のG1で1番人気になって3連敗している。
こうして振り返るとレシステンシアが、グランアレグリアやダノンスマッシュ不在の中、「なんとなく」押し出されただけの1番人気だったことがわかるだろう。とはいえ、ただ1番人気を切るだけなら素人にもできる。レース直前に太目残りに見えたレシステンシアを嫌ったファンも少なくなかったのではないだろうか。
的中の要は「8番人気のナランフレグを『1着』で買えたかどうか」に尽きるだろう。何せ、鞍上の丸田恭介騎手も、管理する宗像義忠調教師もG1未勝利だったのである。
「知名度があまりない丸田騎手ですが、穴党の競馬ファンからは人気のジョッキー。高松宮記念までに重賞を通算8勝していましたが、その半分が1200mとスプリント戦に強いジョッキーでもあります。
また、我々がナランフレグを本命にできたのは、1枠2番を引けたことが大きいですね。我々はローカルの経験も豊富な丸田騎手を、度胸があって混戦の中で馬群を捌くのが上手なジョッキーと評価していますので」
これについては、丸田騎手もレース後に「3走前の阪神(タンザナイトS)がいい経験になった(内から馬群を捌く競馬ができた)」と勝因の1つに挙げている。また、同期で親交の深い浜中俊騎手も以前から「インから捌くのが上手」と丸田騎手を評価している。
ただ、いくら今年の高松宮記念が丸田騎手にとって好条件だったとはいえ、それだけでG1を勝てるほど甘くはないはずだ。その上で、スマート万馬券の関係者は「1枠2番を引けたことが大きい理由がもう1つある」と語る。
「こちらの方が、最終的にナランフレグを相手候補から本命に決めた理由になるのですが、最大のポイントは、やはり重馬場という馬場状態でした。
高松宮記念が行われる中京は改修工事が行われ、2012年から今のコースになったことは皆さんもご存じだと思います。ただ、実はその4年後の2016年にも軽いコース改修が行われており、それが暗渠排水管の導入でした。
暗渠排水管は簡単に言うと、管を地面に埋めてコースの排水を促すもの。今では中京だけでなく、東京や京都などほとんどの競馬場に導入されています。つまりは馬場状態を早めに回復するための設備ですが、実は中京はこれによってインコースから早く馬場が乾く傾向が強くなりました」
開催最終日に行われる高松宮記念は、基本的に傷んだ馬場で行われることが多い。そこに雨が降ると、インコースは極端に傷み、過去の高松宮記念でも各馬が外を回るシーンが見られた。
実際に、暗渠排水管の導入前の2015年(稍重)や2014年(不良)では、最後の直線でほとんどの馬が、馬場の真ん中よりも外を通っている。しかし、導入後の2020年、2021年、そして今年(すべて重馬場)は、雨の影響で馬場コンディションが悪化しているはずなのにインを通った馬が上位を占めているのだ。
仮にこの事実を知っていれば、逃げたレシステンシアはともかく、外枠から競馬せざるを得なかった2番人気メイケイエール(8枠17番)、3番人気グレナディアガーズ(8枠18番)といったところは、評価を下げることができたはずだ。
「あとは相手選びですが、ここからは皆さんでも時間を掛ければできると思います。過去の傾向からも馬場が渋れば1分8秒台の決着になることはほぼ確実。スプリント戦では持ち時計が重要視されがちですが、こういったレースの場合、スピードと同じくらい、パワーやスタミナが肝心。要は1200mだけでなく1400mや1600mのレースでも結果を残している馬に注視した方が良いですね。そういった馬の中でインコースを通れそうな馬をピックアップできれば、自ずと『答え』が見えてくると思います」
非常にわかりやすいレクチャーはありがたい限りだが、肝心の馬券的中には馬の「コンディション」を正確に把握する必要があるそうだ。先日の大阪杯でエフフォーリアが信じられない負け方をしたように、どんなに強い馬でもコンディションが悪ければあっさりと負けてしまうのが競馬だ。
その点、数多くの関係者と協力関係にある『スマート万馬券』は、現場から常に最新の情報が入ってくるという。出走各馬のコンディションは当然として、各陣営からレースの作戦を聞き出すことで「どの馬がハナを切るのか」や「内に潜り込みたい」「外に出したい」などレース展開だけでなく、各馬の隊列までほぼ浮き彫りになるというから驚きだ。
この辺りは、我々一般人がどれだけ時間を費やしてもたどり着くのは難しいと言わざるを得ないだろう。逆に言うと、だからいつまで経っても馬券で勝てず、「勝ち組」の“養分”になり続けているのだ。
ただ、『スマート万馬券』のような会員制のサイトが存在する昨今は、会員になりさえすれば「プロの最終結論」を共有できるようになる恵まれた時代だ。幸いにも『スマート万馬券』も現在、新規の会員募集を行っており、簡単な手続きだけでプロが買う馬券を知ることができるという。
しかも初回は「無料」というのだから、試してみる価値は十分にありそうだ。
冒頭で述べた通り、ここのところのG1は荒れに荒れ“カオス”は深まるばかり……。しかし、だからこそ当てた時の「バック」はすこぶるデカいというわけだ。初回の「無料特典」は、今こそ使い時ではないだろうか。
※本稿はPR記事です。
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