GJ > 競馬ニュース > 武豊、札幌・小倉であるぞ「15年ぶり」快挙!前回は“3日連続”にあと一歩……
NEW

武豊、札幌・小倉であるぞ「15年ぶり」快挙!前回は“3日連続”にあと一歩……

【この記事のキーワード】, ,
武豊、札幌・小倉であるぞ「15年ぶり」快挙!前回は3日連続にあと一歩……の画像1
武豊騎手

 JRA通算4374勝、重賞349勝、G1・79勝を誇るレジェンド武豊騎手。53歳となった今年も5月に自身6度目の日本ダービー(G1)制覇を果たすなど、いまだその存在感を示し続けている。

 今週末は土曜に札幌2歳S(G3)、日曜には九州に移動して小倉2歳S(G3)での騎乗を予定。コンビを組むのは、どちらもデビューから手綱を取るインゼルレーシング所有の2歳牡馬だ。

 札幌2歳Sでパートナーを務めるのは3戦1勝のアンテロース(牡2歳、栗東・岡田稲男厩舎)。初戦は4着に敗れたが、2戦目で単勝1.2倍の断然人気に応え、勝ち名乗りを上げた。

 続くコスモス賞(OP)では煽り気味のスタートで痛恨の立ち遅れ。後方からの競馬を強いられると、勝ったモリアーナから1秒0差の4着に敗れた。それでも、メンバー3位タイの上がり時計をマークし、見せ場は作った。今回はブラストウェーブら手強い相手がそろったが、2度のコース経験を生かして、一発を狙いたい。

 翌日の小倉2歳Sはクリダーム(牡2歳、栗東・須貝尚介厩舎)とのコンビで臨む。こちらは31日現在、『netkeiba.com』の予想オッズで1番人気に支持されているように、最有力視されている1頭だ。

 前走・函館2歳S(G3)はハイペースで逃げ、これを追いかけた先行馬はそろって大敗。そんななか、クリダームは2着に逃げ粘っており、ここでもマイペースの競馬ができればチャンスは大いにあるだろう。

 最終週を迎える小倉だが、先週の競馬を見る限り、芝はまだ先行馬有利という状態。武騎手は今回もハナを主張していくのか、好枠をゲットしての粘り込みに期待したい。

札幌・小倉であるぞ「15年ぶり」快挙!

 もし武騎手が同じ週に複数の重賞を勝利すれば、2007年以来、15年ぶりの快挙となる。

 前回は2007年11月の3日間開催で金曜日(京阪杯=サンアディユ)と土曜日(ジャパンCダート=ヴァーミリアン)に重賞を連勝していた。この時は日曜日のジャパンC(G1)でも1番人気のメイショウサムソンに騎乗。3日連続重賞勝利という偉業を狙ったが、惜しくもアドマイヤムーンの3着に敗れている。

 それ以前も同じ週に重賞2勝を何度も達成している武騎手だが、同週に重賞3勝は結局一度もないまま今に至る。今年は凱旋門賞(仏G1)直後の10月8~10日の3日間にサウジアラビアRC(G3)、毎日王冠(G2)、京都大賞典(G2)が行われる。なんとか騎乗馬を確保して、偉業に再チャレンジしてもらいたいところだ。

 そのためにも、まずは今週末の札幌と小倉で自身15年ぶりの2日連続重賞勝利を飾り、夏競馬を最高の形で締めくくりたい。

武豊、札幌・小倉であるぞ「15年ぶり」快挙!前回は“3日連続”にあと一歩……のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛