真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2016.05.01 15:02

【発走直前・天皇賞・春(G1)】競馬の「醍醐味」がここに! ゴールドアクターは「現役最強」の称号に近づけるか!?
編集部
いよいよ古馬頂上決戦・天皇賞・春(G1)のスタートが近づいてきた。
1番人気は昨年の有馬記念や今年の日経賞など5連勝中のゴールドアクターだが、現状3.7倍と一極集中とはなっておらず、武豊騎手騎乗のキタサンブラックが現状4.5倍で続いている。その後にシュヴァルグラン、フェイムゲーム、サウンズオブアースとここまが1ケタ台の人気となっており、ファンの迷いがうかがえる形となっている。
とにもかくにも「荒れる」というイメージ、そして実績の多い天皇賞・春だけに、どのような組み合わせで買おうか迷うのも無理はない。関係者側からしても、特にゴールドアクター陣営としては大きなプレッシャーを感じているところだろう。
現代の日本競馬は完全なる「スピード重視」となっている中で、同レースは過去の日本競馬の名残りを色濃く残している。スタミナや折り合いなど競走馬としての総合力、騎手の手腕が問われる淀の3200mは、本来「チャンピオンホース決定戦」としての位置づけだった。シンボリルドルフやメジロマックイーン、スペシャルウィークにテイエムオペラオー、そしてディープインパクト……歴史に名を刻む名馬の名がずらりと並ぶ。
スピード主体の競馬潮流の中、種牡馬という観点からすれば同レース勝利の価値は他のビッグレースと比較して低い部分もあるかもしれない。しかし、往年のファンの中には歴史あるこの長距離戦には「競馬の醍醐味」が詰まっていると考えている人も少なくないだろう。
今年はここ数年ではもっとも個性的かつ未知数なメンバーが揃った。とりわけゴールドアクターは、このレースに勝てば「現役最強」の称号にさらに近づくこととなる。歴史に残る名勝負を期待したい。スタートが本当に待ち遠しいレース直前である。
PICK UP
Ranking
5:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは