GJ > 競馬ニュース > 発走直前・天皇賞・春(G1)
NEW

【発走直前・天皇賞・春(G1)】競馬の「醍醐味」がここに! ゴールドアクターは「現役最強」の称号に近づけるか!?

 いよいよ古馬頂上決戦・天皇賞・春(G1)のスタートが近づいてきた。

 1番人気は昨年の有馬記念や今年の日経賞など5連勝中のゴールドアクターだが、現状3.7倍と一極集中とはなっておらず、武豊騎手騎乗のキタサンブラックが現状4.5倍で続いている。その後にシュヴァルグラン、フェイムゲーム、サウンズオブアースとここまが1ケタ台の人気となっており、ファンの迷いがうかがえる形となっている。

 とにもかくにも「荒れる」というイメージ、そして実績の多い天皇賞・春だけに、どのような組み合わせで買おうか迷うのも無理はない。関係者側からしても、特にゴールドアクター陣営としては大きなプレッシャーを感じているところだろう。

 現代の日本競馬は完全なる「スピード重視」となっている中で、同レースは過去の日本競馬の名残りを色濃く残している。スタミナや折り合いなど競走馬としての総合力、騎手の手腕が問われる淀の3200mは、本来「チャンピオンホース決定戦」としての位置づけだった。シンボリルドルフやメジロマックイーン、スペシャルウィークにテイエムオペラオー、そしてディープインパクト……歴史に名を刻む名馬の名がずらりと並ぶ。

 スピード主体の競馬潮流の中、種牡馬という観点からすれば同レース勝利の価値は他のビッグレースと比較して低い部分もあるかもしれない。しかし、往年のファンの中には歴史あるこの長距離戦には「競馬の醍醐味」が詰まっていると考えている人も少なくないだろう。

 今年はここ数年ではもっとも個性的かつ未知数なメンバーが揃った。とりわけゴールドアクターは、このレースに勝てば「現役最強」の称号にさらに近づくこととなる。歴史に残る名勝負を期待したい。スタートが本当に待ち遠しいレース直前である。

【発走直前・天皇賞・春(G1)】競馬の「醍醐味」がここに! ゴールドアクターは「現役最強」の称号に近づけるか!?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. JRA“6億円馬”ディナシー「セレクトセール最高落札馬は走らない」負の格言代表的存在が繁殖牝馬セールへ
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
  4. 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
  5. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  6. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  7. 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬