JRAスプリンターズSの裏事情。横山武史の“ダメ出し”シュネルマイスター陣営の本音と狙い
■週末はスプリンターズSと凱旋門賞
先週のオールカマー(G2)は三冠牝馬デアリングタクトが敗退し、三冠牝馬ジェンティルドンナの娘ジェラルディーナが重賞初制覇。菊花賞トライアル神戸新聞杯(G2)は、伏兵ジャスティンパレスが勝利して人気馬総崩れの大波乱。秋競馬開幕直後は堅い決着もあったが、週末の大一番を前に波乱の様相を呈してきた。
今週はフランスでドウデュース、タイトルホルダー、ステイフーリッシュ、ディープボンドが出走する凱旋門賞(G1)、そして日本では秋の短距離王決定戦スプリンターズS(G1)が行われる。どちらも必見の大一番だが、馬券的にはスプリンターズSが狙い目だ。今年の主な出走馬は前哨戦のセントウルS(G2)をレコードタイムで圧勝したメイケイエール、マイル王者のシュネルマイスター、高松宮記念(G1)を制した春の短距離王ナランフレグ、サマースプリントシリーズ王者のナムラクレア、3歳馬のテイエムスパーダとウインマーベル、古豪タイセイビジョンといった面々。凱旋門賞に遠征する武豊、川田将雅、C・ルメール、横山和生騎手らは不在だが、ハイレベルなメンバーが集まり激戦となるだろう。
このスプリンターズSは非常に特殊なレースだ。秋の短距離王を目指す馬、マイルCS(G1)を目指しステップレースとして出走する馬、あるいは夏のサマースプリントシリーズで激戦を重ねてきた馬たちと、春の短距離路線を戦ってきた馬たちの激突。その力関係の比較が非常にやっかいだが、特にファンの間で取捨選択に賛否あるのがマイル王シュネルマイスターだろう。
シュネルマイスターは育成時代からその素質が評価され、デビューから2戦2勝を記録。続く皐月賞トライアルの弥生賞ディープインパクト記念(G2)で2着と好走するも、距離適性を考慮しNHKマイルC(G1)へ出走。見事勝利を果たすと、3歳馬ながら安田記念(G1)に挑戦し3着に好走。秋初戦の毎日王冠(G2)も快勝し、マイルCSはグランアレグリアの2着、ドバイ遠征は体調不良もあって力を出せなかったが、安田記念でソングラインの2着とその力を証明した。ところがこの秋は昨年勝利した毎日王冠ではなく、なんとスプリンターズSで復帰。なぜ陣営はこのレースを復帰戦に選んだのか。その本音を知ることがシュネルマイスターの取捨選択を決定づけるのだ。
「ノーザンファームとしては、昨年の優勝馬ピクシーナイトが暮れの香港スプリント(G1)で骨折して戦線離脱したことが響いています。スプリンターズSは一昨年のグランアレグリア、そして昨年と現在2連勝中。今年も勝利して三連覇を果たしたいのが心情。しかしメイケイエールとタイセイビジョンだけでは駒不足。そこでマイルCSのステップレースという意味合いもあって、関連クラブであるサンデーレーシング所有馬シュネルマイスターの出走が決定。毎日王冠は時計が速くなりがちで反動が怖いからという陣営の話もありますが、実は別の思惑も見え隠れします」
とシュネルマイスターに関する裏事情を語ってくれたのが、競馬予想の先駆者であり、真のプロフェッショナル集団とも呼ばれる「ホースメン会議」だ。
ホースメン会議は創業41年の歴史があり、競馬ファンに確かな情報と当たる予想を提供し続けてきた。その実力は41年の存続が証明しているといえよう。もし結果が伴わなければ、あっという間にファンから見放される実力の世界だからだ。
そのメンバーは卓越した分析力を持ち、競馬番組などで知られる能勢俊介氏や、元JRA騎手で現役時代にスプリンターズSを制したこともある東信二。その他にも騎手エージェント関係者や、社台グループに代表される某大手クラブのマネージャー関係者、某大手牧場のスタッフ、東西大手紙の重鎮など、圧倒的な陣容を誇っている。
「今年のスプリンターズSに出走する社台グループの生産馬は4頭。昨年のスプリンターズSは6頭、今年の高松宮記念は6頭。もしシュネルマイスターが出走しなければ半分の3頭でした。その中でシュネルマイスターはただ出走するだけでなく、ある重要な役割があります。詳細は明かせませんが、それをしっかり把握することで、同馬が買いか消しかジャッジできます。
我々ホースメン会議にとってシュネルマイスターは、勝負話を得た際は高確率で馬券になっている情報馬なのです。これまでのレースで的中をお届けしてきましたし、逆の言い方をすれば、良くない話があった際は馬券対象からバッサリ切ることができます。
このスプリンターズSはシュネルマイスターの取捨が大きなポイントになりますが、横山武史騎手が追い切りのコメントを求められて“ダメ出し”がありました。これが他のジョッキーを油断させるためなのか、はたまた本音なのか。それによって益々扱いが難しいと思われていますが、その決断はぜひホースメン会議に任せて欲しいですね。もちろん同様にメイケイエールを含めた他馬に関しても、情報の収集と能勢達による徹底的な分析も完了しております。つまり的中に向けて、万全の準備と体制が整ったといえます」
この見解からも、ホースメン会議はスプリンターズSの的中にかなりの手応えを掴んでいるようだ。彼らが入手した情報は、我々競馬ファンがスプリンターズSを的中させるために必要不可欠といって間違いない。
■JRAとマスコミの現状
コロナウイルスの感染対策が続くJRAでは、マスコミに対する厳しい取材規制がいまだ完全に解除されていない。その影響でほとんどのマスコミは他社を出し抜くような取材ができず、同じような情報しか紙面に掲載できないのだ。それがマスコミの不振に繋がっているといえよう。
しかしホースメン会議はそんな逆境に影響されず、衝撃の的中をファンに提供し続けている。例えば春のヴィクトリアマイル(G1)では馬連1点目で2010円の好配当を的中させ、3連単も4万3780円の万馬券を的中。秋競馬の成績を見ても、先週土曜の中京10Rで馬連4780円、中山10Rでも馬連4090円の好配当をズバリ的中と乗りに乗っている。
これほどの実績を持つホースメン会議のスプリンターズS情報。誰もがその情報を教えてほしいと考えるはず。するとホースメン会議から、彼ららしい嬉しい提案があった。
「今回秋競馬をさらに盛り上げるため、このスプリンターズSの情報【プロの3点勝負】を無料で提供いたします。さらに競馬を盛り上げるため、我々も競馬関係者の立場として協力したいと考えています。
つまりこの情報に関する我々の意気込みも相当なものであり、生半可な決断ではありません。ぜひ多くの競馬ファン、そして競馬に興味があるビギナーの皆様にもこの無料情報をお届けしたいと思います。
皆様には表に出ないスプリンターズSの内部情報とはどんなものか、そして的中の喜びを味わってほしいと思います。ぜひこの無料情報企画にご参加ください」(ホースメン会議の担当者)
この難解なスプリンターズSで【3点勝負】とは恐れ入った。ほとんどのマスコミや競馬記者は、その倍以上である8点や10点予想が当たり前だが、ホースメン会議はわずか3点にまで厳選できるのだ。それは彼らが的中に直結する正確な情報と的確な分析ができているからに他ならない。
やはりスプリンターズSを的中させるためには、マスコミや素人の予想ではなくプロの予想が最適。この無料情報を必ず入手し、週末の大一番で的中を手にしようではないか。そして本格的に始まるG1シーズンに向けて、ホースメン会議の実力をしっかりと見極めておこう。
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※本稿はPR記事です。
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