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武豊&幸四郎コンビに大物誕生!? 桜花賞に因縁の血統馬が「豪脚炸裂」で5馬身圧勝!

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武豊騎手 撮影:Ruriko.I

 16日、阪神3Rの2歳未勝利戦(芝1600m)でランフリーバンクス(牝2歳、栗東・武幸四郎厩舎)が勝利した。

 8頭立ての7番枠に入った同馬はやや出遅れたものの、行き脚がついて外目の5番手につける。道中はポジションをキープすると、阪神外回りコースの長い直線で豪脚が炸裂。メンバー唯一の上がり33秒台で後続を瞬く間に5馬身突き放した。2着馬から7着馬は0.5秒(約2馬身半)の間に固まってゴールしており、ランフリーバンクス1頭の末脚が際立つ一戦となった。

武豊&幸四郎コンビに大物誕生!?

 その切れ味を引き出したのはレジェンド武豊騎手。ウォーターナビレラやドーブネなど、印象的な活躍を見せてきた弟・武幸四郎調教師とのコンビに新たな大物誕生の予感だ。

「札幌のデビュー戦は後にサウジアラビアRC(G3)を勝つドルチェモアに3馬身差で敗れましたが、内容には見所がありました。同日は芝施行の7レース中5レースで逃げ馬が勝つほどの前残り馬場。そんな中で上がり最速の2着と、418kgの小柄な馬が洋芝の稍重というタフなコンディションにも負けずよく頑張っています。

今回の未勝利戦も8頭立てと少頭数ながら2着実績のある馬が6頭もいて粒揃いなメンバー構成でしたが、直線の伸び脚は際立っていました。着差的にも1頭大きく抜けて勝っており、先々まで楽しみな馬ですね」(競馬記者)

 今回は前走比+8kgの426kgと、この馬なりに馬体も成長を見せていた。最終追い切りでは同日に秋華賞(G1)へ出走するウォーターナビレラの調教パートナーを務めており、陣営の期待度も高そうだ。

 レース後、武豊騎手は「まだ幼いところはあるけど、能力はありそうですね」とコメント。高い素質を認めながらも、2歳馬だけに伸びしろは大きそうだ。大舞台を目指すには今後の成長も不可欠で、弟・武幸四郎調教師の役割も重要になってくるだろう。

 今年の桜花賞(G1)にウォーターナビレラで参戦し、ハナ差でタイトルを逃してしまった武兄弟だが、実はランフリーバンクスの母と姉も桜花賞に出走している。母のワイルドラズベリーは10着、1歳上の姉ラズベリームースも17着と一族にとっては苦い記憶だ。

 今回ランフリーバンクスが見せたパフォーマンスは勝ち時計も上がりのタイムも優秀で、順調にいけばクラシックを目指していくことになるだろう。無事に桜花賞の舞台にたどり着き、ウォーターナビレラや母姉の敵を討つことができるか、その動向を追いかけていきたい。

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