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【福島記念(G3)展望】オニャンコポン「次世代のパンサラッサ」に名乗り!?

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オニャンコポン

 秋の福島で唯一の重賞が、13日に行われる福島記念(G3)だ。昨年はパンサラッサが1000m通過57秒3の大逃げを打って勝利。その後ドバイの地でG1馬へと上り詰めた。今年も新たなスター候補生は福島で生まれるか。早速展望していこう。

 最有力視される1頭は間違いなくオニャンコポン(牡3歳、美浦・小島茂之厩舎)になるだろう。

 天皇賞・秋(G1)の結果を見ても、今年の3歳世代がハイレベルなのは明らか。本馬は皐月賞(G1)6着、日本ダービー(G1)8着と大舞台で善戦してきた。

 この秋はセントライト記念(G2)で始動したが7着に敗退。菊花賞(G1)を見送って自身初のローカルで再スタートを切る。前走は好位5番手で立ち回ったが、今回は陣営が終いを生かす競馬を示唆。京成杯(G3)で見せた鋭い末脚を発揮できるかに注目だ。

 3歳時に福島記念を制した馬は、その後出世するパターンも少なくない。最近では香港G1を2勝したウインブライトや、重賞でもたびたび馬券に絡んだヤマカツエースが古馬になってから大活躍。古くはハシノケンシロウやマイネルブリッジなどが息の長い活躍を見せている。

 オニャンコポンはそのユニークな馬名が話題を集め、人気先行型と思われがち。しかし、これまでの3勝は6、4、6番人気で挙げたものだ。デビューからの7戦すべてが4番人気以下での出走となっている。1番人気の可能性もある今回は、今まで以上にファンの期待を背負うことになる。

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ユニコーンライオン

 控える競馬を示唆しているオニャンコポンにとって、逃げ馬は多ければ多いほどいい。逃げ候補の中で最上位の実績を誇るのがユニコーンライオン(牡6歳、栗東・矢作芳人厩舎)である。

 昨年6月に鳴尾記念(G3)を制覇し、直後の宝塚記念(G1)でも2着に好走した実力馬だが、その後は蟻洞を発症し、長期休養していた。

 今年7月のプロキオンS(G3)で復帰してからは16着、12着、13着と惨敗が続いているユニコーンライオン。前走・京都大賞典(G2)は得意の形に持ち込んだが、距離もやや長かったか、最後は息切れして失速した。2ハロン短縮の今回は、単騎逃げが叶えば粘り込むシーンがあってもおかしくないだろう。

 そのユニコーンライオンとハナ争いを演じそうなのがコスモカレンドゥラ(牡6歳、美浦・田中博康厩舎)だ。

 2歳時にはアイビーS(OP・当時)でクロノジェネシスの2着、ホープフルS(G1)でサートゥルナーリアの4着と、早くから素質の片鱗をのぞかせていた。

 4歳秋にオープン昇級も、長らく頭打ち状態が続いていた。状況を打破したのは前走・ケフェウスS(OP)。ホープフルS以来となる逃げの手を打つと、見事に2年ぶりの勝利を手にした。10頭立て9番人気とマークが薄かったことも事実だが、前走と同じような展開に持ち込めれば連続好走があっても驚けない。

 コスモカレンドゥラにとって福島は20年7月の阿武隈S(3勝クラス)以来2度目。前回は7番人気で3着に食い込んでおり、コース適性も悪くないはずだ。

 コース適性という点で、最も注意しないといけないのがヴァンケドミンゴ(牡6歳、栗東・藤岡健一厩舎)だろう。

 全4勝を福島で挙げている文字通りのコース巧者。当レースは今回が3年連続参戦で、昨年は6着に敗れたが、2年前は2着に好走している、七夕賞(G3)→カシオペアS(L)から向かうローテーションは3年連続。陣営もここに照準を合わせているはずで、侮れない1頭だ。

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カテドラル 撮影:Ruriko.I

 実績という点ではカテドラル(牡6歳、栗東・池添学厩舎)が抜きんでている。

 3歳時にはNHKマイルC(G1)で3着に好走した実力馬で、昨年9月には京成杯AH(G3)を勝っている。他にも2走前の中京記念(G3)を10番人気で2着するなど、とにかく人気薄での激走が多く、生涯単勝回収率は134%、同複勝回収率も175%に上る。初の福島コースが合えば、ここでも楽しみな存在だ。

 昨年の当レースで1番人気に支持されながらパンサラッサの逃亡劇の前に3着に敗れたアラタ(牡5歳、美浦・和田勇介厩舎)は雪辱に燃える。

 その後は4戦しているがいずれも馬券圏外。ただし前走の札幌記念(G2)は、12番人気ながら、勝ったジャックドールから0秒3差の4着に食い込んでいる。

 7月の中京記念を制したベレヌス(牡5歳、栗東・杉山晴紀厩舎)も逃げ候補の1頭。マイル戦でもハナを奪うスピードを持ち、行く気を見せればこの馬がペースをつくる可能性もある。

 他にもロザムール(牝6歳、美浦・上原博之厩舎)やシャムロックヒル(牝5歳、栗東・佐々木晶三厩舎)など前に行きたい馬が豊富。激しいハナ争いが勃発すれば、9月の新潟記念(G3)で人気を大きく上回る4着に好走した差し馬フォワードアゲン(セ5歳、美浦・中野栄治厩舎)にチャンスが巡ってくるかもしれない。

 伝統のハンデ重賞は、展開次第で大波乱の可能性も十分ありそうだ。発走は13日の15時20分を予定している。

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