真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.04.30 17:20

【天皇賞(G1)回顧】武豊のキタサンブラックがディープインパクトのレコードを破って連覇達成!サトノダイヤモンドとの「世紀の対決」を制し現役最強宣言!
編集部

近代競馬の結晶ディープインパクトが刻んだ伝説のレコードは、ディープインパクトの息子ではなく、最愛のパートナーだった武豊騎手によって破られた。
30日に京都競馬場で行われた第155回天皇賞・春(G1)は昨年の年度代表馬キタサンブラックと、有馬記念でライバルを破った新世代の覇者サトノダイヤモンドによる「世紀の対決」といわれていた。
注目の1番人気争いを制したのはキタサンブラックだった。前走の大阪杯での完勝劇が支持されて単勝は2.2倍。サトノダイヤモンドが2.5倍の僅差に続いたが、3番人気シャケトラが9.9倍、4番人気シュヴァルグランが12倍と、オッズもまさに「2強」の様相を呈していた。
「逃げ宣言」をしていたヤマカツライデンとキタサンブラックが抜群のスタートを切った一方で、シャケトラとラブラドライト、ゴールドアクターらが出遅れる、ややばらついたスタート。レインボーラインも行き脚がつかずに後方へ。サトノダイヤモンドは無難なスタートを切って中団に付けた。
レースは大方の予想通り、ヤマカツライデンが後続を離して逃げる展開。その後ろに付けたキタサンブラックが集団を引っ張るような形になり、そのすぐ後ろにアドマイヤデウス、シュヴァルグランも今日は早めの競馬を試みていた。
縦長の隊列となり、後続を6馬身程度離す大逃げとなったヤマカツライデンが1000mを58.3秒というハイペースで通過。さすがに速いペースだが、キタサンブラックを先頭とした後続集団も60秒を切るようなペースで最初の1000mを通過。頂上決戦らしい厳しいペースとなった。
PICK UP
Ranking
17:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし