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【天皇賞(G1)回顧】武豊のキタサンブラックがディープインパクトのレコードを破って連覇達成!サトノダイヤモンドとの「世紀の対決」を制し現役最強宣言!

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 つけた着差こそ1馬身1/4だったが、この差はどこまで行っても詰まらないだろう。キタサンブラックの走りには、そんな有無を言わせぬ「絶対的な迫力」があった。厳しいペースだったからこそ、各馬の力の差が浮き彫りとなったのだ。

 3:12.5の勝ち時計は、かつてディープインパクトが自身の史上最強を証明するために刻んだ3:13.4を1秒近く更新するスーパーレコード。現役最強馬たちが死力を尽くした結果、天皇賞の歴史に残る激闘が刻まれた。

「こういう馬に巡り合えて本当に幸せです。ディープインパクトのレコードはしばらく破られないだろうと思っていましたが、本当に凄い馬になりました。昨年の今頃よりも遥かに強くなっています」

 そのディープインパクトのレコードを作った武豊騎手だからこそわかる、史上最強馬の「領域」に到達した感触。「本当に凄い馬になった」という言葉には、これまで誰よりも数多くの名馬に跨ってきた天才騎手だからこその重みがあった。

 2着に入ったのはステイヤーの意地を見せたシュヴァルグラン。阪神大賞典ではサトノダイヤモンドに差し切りを許したが、見事にリベンジを果たした。だが、もう1頭倒さなければならない相手が、あまりにも強かった。

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