真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2022.11.27 10:00
C.デムーロが「有言実行」のリベンジ成功!武豊は7馬身差惨敗も「悲喜こもごも」!?
文=エビせんべい佐藤
26日に行われた阪神1R(2歳未勝利)では、C.デムーロ騎手が騎乗したジョヴィアン(牡2歳、栗東・奥村豊厩舎)が勝利。好スタートから早々とハナを奪うと一度も先頭を譲ることなく、最後の直線ではぐんぐんと後続を突き放してゴール。単勝1.7倍の圧倒的な支持に応える、7馬身差の完勝であった。
ジョヴィアンは19日の阪神6R(2歳新馬)でデビュー戦を迎えたが2着。騎乗していたC.デムーロ騎手は「1400mも若干忙しいと思います。それでもポテンシャルのある馬ですし、次はガラッと変わってくると思います」とコメントを残しており、1800m戦になった今回はパフォーマンスが上昇。連闘だったが、先週の悔しさを晴らす初勝利を飾って見せた。
C.デムーロ騎手としては、まさに有言実行といえる勝利。納得のいくレースとなったはずだ。その一方で、この勝利を複雑な心境で見届けたと思われるのが、武豊騎手である。
7馬身差惨敗も「悲喜こもごも」!?
武騎手は2番人気のフィッシュポンドに騎乗していたが、ジョヴィアンに7馬身突き放されての2着。好位から抜け出すスムーズなレース運びを見せていただけに、レベルの違った勝ち馬の存在は不運だった。
ただ同時に、このジョヴィアンの勝利は武騎手にとって朗報になるかもしれない。実は先週の新馬戦でジョヴィアンを2馬身半差で捻じ伏せたのが、武騎手が手綱を握ったスマートフォルスだったからだ。
そのスマートフォルスの次走は12月18日に中京競馬場で行われる寒椿賞(2歳1勝クラス)が予定されている。ここを勝利すれば重賞も視野に入るだけに、陣営も力が入っているはずだ。同日には阪神で朝日杯FS(G1)が行われるが、レジェンドの姿を中京で見られるかもしれない。
PICK UP
Ranking
17:30更新- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛