
デビュー30周年・武豊騎手の「リニューアル」がシブい!? 交流あった「町」との奇妙な偶然も発覚!
1日の天皇賞・春(G1)をキタサンブラックで制した武豊騎手。同レースの勝利数は歴代最多を更新する「7」となり、「平成の盾男」の名を改めて世に知らしめた格好である。
スタートから先手を奪って逃げ、絶妙なペース配分でレースを支配する様は、47歳にしていまだその実力がトップであることを見せつけているようでもあった。最後の直線で一度は2着カレンミロティックに抜き去られたものの、最後の最後でキタサンブラックが差し返した光景も、武騎手による「マジック」のように見えて仕方がなかった。
そんな武騎手、今年で騎手としてデビュー30周年を迎える。今月3日~9日には日本橋三越本店で「武豊展 ~名馬と共に歩んだ30年~」が開かれ、4日にはトークショーも開かれるわけだが、その直前でG1を勝つあたりさすがはスター。今後もラニでのケンタッキーダービー出走やエイシンヒカリの欧州遠征、エアスピネルでのダービーなど、節目の年に多くのチャンスが控えている状況だ。
武騎手といえば、自身の活動報告やコメントを載せる「武豊オフィシャルサイト」があるのをご存知だろうか。自身の日記・コラムや騎乗スケジュール、イベントのお知らせやメディア出演の告知など、武騎手の動きはこれを見れば一目瞭然という便利なサイトなのだが……。
実はこのサイトも、30周年を記念した今年、一気にリニューアルされた。サイトのメニューとしては以前とさして変わらない印象だが、とにかくそのサイトのデザインがかっこいいのである。
サイトのトップページを飾るのは、13年に武騎手が日本ダービーを制した相棒のキズナで疾走する画像。背景となる青い雲が囲う夕暮れの空がなんともシブい。プロフィールなど各項目などもかなり凝った作りになっているので、ぜひともご確認してもらいたいところだ。
他の騎手だと「こんなサイト大げさな」となってしまう場合も多いかもしれないが、競馬界のスターである武騎手なら何の違和感もなし。その「スペシャル」な印象を改めて強く感じる。
ちなみに、これは偶然だろうが、愛知県知多郡の「武豊(たけとよ)町」も今年2月1日、町のホームページをリニューアルしている。ちなみに武騎手、名前が縁で1989年にこの武豊町の一日町長の要請をされたことがあり、1999年にはトークショーも行うなど交流がかつてあった模様。いろいろと面白い偶然があるものだ。
(文=ねある子)
PICK UP
Ranking
5:30更新「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
宝塚記念(G1)団野大成「謎降板」に関西若手のエースが関係!? 武豊の不可解な登場と突然のフリー発表…関係者を激怒させた「素行不良」の舞台裏
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
- 未勝利ルーキーが「深刻理由」で乗鞍激減!?度重なる失態に師匠からはお灸、エージェントも契約解除の大ピンチ
- JRA「出禁」になったO.ペリエ「税金未払い」騒動!? L.デットーリ「コカイン使用」K.デザーモ「アルコール依存症」過去の”外国人騎手トラブル”に呆然……
- 【阪神C(G2)展望】武豊“マジック”でナムラクレア、ママコチャを破った重賞馬が待望の復帰戦! 短距離界の有馬記念に豪華メンバーが集結
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 天才の息子・福永祐一は何故「天才」と呼ばれないのか? 「漁夫の利」に集約されたシュヴァルグランでの「決意」に落胆