GJ > 競馬ニュース > 騎手・調教師「ここだけの話」で馬券は当たるのか!? その実態と「そりゃそうだ」って理由【徒然なる神のくず競馬トーク】
NEW

騎手・調教師「ここだけの話」で馬券は当たるのか!? その実態と「そりゃそうだ」って理由【徒然なる神のくず競馬トーク】

騎手・調教師「ここだけの話」で馬券は当たるのか!? その実態と「そりゃそうだ」って理由【徒然なる神のくず競馬トーク】の画像1

「トレセン取材」

 遂にトレセンの取材が解禁になり、実に3年ぶりに美浦トレセンに行って来ました。取材、というかインタビューはリモートよりも対面の方が断然やりやすい。久しぶりに旧知の騎手や調教師の先生に挨拶したり、雑談したり出来て楽しかったです。

 今回はC.ルメール騎手にスターズオンアースの事を聞いて来ました。詳しくはウイニング競馬を観てもらいたいですが、さて、取材と言えば皆さんが誤解しているであろう事があると思うので、今日はそんな話をしましょう。

 読者の中には私が「取材をしているから当たる」と思っている人がいるのではないでしょうか。何度かそう言われた事もあります。しかし、これは大きな誤解です。

 トレセンで取材や、知り合いの記者やトラックマンと話していると、様々な情報が入って来る事はあります。曰く「調教に乗った◯◯が今回は(馬の)具合が良くないと言ってた」とか、「◯◯さんは勝てると言ってた」とか、まあ、これに限りませんがそういう類の情報ですね。はい。

 これがまあ、当たらん!(笑)私ははっきり言って聞いて損した事の方が圧倒的に多いです(笑)。まあ、そりゃそうなんです。これらの情報が当たるのなら記者さんやトラックマンの方は皆馬券で億万長者になるわけですが、馬券で億万長者になったという話は聞いた事がない。

 とはいえ、これらの情報が嘘かと言えば嘘ではないのでしょうが、つまり馬という生き物ははっきりした事は誰にもわからないって事でしょうね。だから面白いんですけどね。

 私も取材したての頃は騎手や調教師の先生の自信度などに、目を光らせ耳を澄ませていた時期がありましたが、今はフラットに構えています。

 もちろん騎手や調教師の先生に直接話を聞ける事は、仕事としてはとても面白いし、ありがたいです。しかし、馬券には直結しません。馬券というものの何と難しい事か……(笑)。

 今週はヴィクトリアマイル。スターズオンアースとソダシが人気では一歩リードになるでしょう。この2頭、疑おうと思えばいくらでも疑えそうです。一方で力はやはりこの2頭が抜けているように見えます。果たしてどうか!?

 この2頭の取捨は置いておいて、私はとりあえずあの穴馬に注目しております。枠が出てからもう一度じっくり考えますが、今年買う価値のある穴馬は「あの馬」しかいない! ヤメるかもしれませんけど!(笑)

 結論はウイニング競馬をお楽しみに!

キャプテン渡辺

キャプテン渡辺

お笑い芸人。1975年10月20日生まれ、静岡県静岡市出身。A型。放送芸術学院卒業。2005年にお笑いトリオ・キラッキラーズを結成。現在はピン芸人として活躍中。土曜の競馬中継「ウイニング競馬」(テレビ東京)レギュラー。競馬予想術の粋を集めた自著「神の馬券術」(KADOKAWA)が好評発売中

【YouTube】くず競馬チャンネル

Twitter:@captain1975

騎手・調教師「ここだけの話」で馬券は当たるのか!? その実態と「そりゃそうだ」って理由【徒然なる神のくず競馬トーク】のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛