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2017.06.05 14:33
ロードカナロアいきなりの「衝撃」 産駒ステルヴィオの勝利に「欧州最強古馬」も続く?
編集部
※画像:ステルヴィオ 『競馬つらつら』
東京競馬場での5週連続G1開催が終了し、いよいよ夏競馬を迎えた。日本中を巻き込むような大きなレースはなりを潜めるが、この時期から2歳馬による新馬戦が始まる。
今年、デビューするであろう2015年に誕生したサラブレッドは6840頭。昨年よりも数は減少したものの、三冠馬オルフェーヴルや短距離王ロードカナロア、欧州の超大物ノヴェリストなどの産駒がターフに登場するとあって、期待値は高い。
そして、そのロードカナロアの産駒で中央デビュー第1号となったステルヴィオ(牡2歳、美浦・木村哲也厩舎)が、早々に勝利を飾った。
ステルヴィオの母馬はラルケットで母父は03年のクイーンエリザベス2世S(G1)などの重賞を制したファルブラヴを持つ良血馬だ。
4日の東京5Rの新馬戦では、J.モレイラ騎手が騎乗するセレクトセールで1億2500万円の値を付けたサトノオンリーワンが1番人気。鞍上にC.ルメール騎手を迎えたステルヴィオは2番人気に推されていた。
レースで、先行集団のすぐ後ろにつけたステルヴィオは最後の直線で先頭へ進出。200mを切ってからは、スプリングマン、サトノオンリーワンとの叩き合いが開始されたが、上がり最速34.2秒を記録した末脚を発揮したステルヴィオがそこから抜け出し、一番にゴール板を駆け抜けた。
レース後、ルメール騎手は「良いスタートを切ってすんなり3番手につけられました。直線ではムチを入れるとすぐに反応しました。距離はもう少し延びても大丈夫です」と手放しで相棒を賞賛。また管理している木村調教師も「スポーツ報知」の取材に対し、「能力は高いと思う。上手に走っていたけど、まだまだ」と、今後の成長に期待を寄せた。
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