GJ > 競馬ニュース > ロードカナロア産駒初勝利
NEW

ロードカナロアいきなりの「衝撃」 産駒ステルヴィオの勝利に「欧州最強古馬」も続く?

0605stelvio_01.jpg※画像:ステルヴィオ 『競馬つらつら』

 東京競馬場での5週連続G1開催が終了し、いよいよ夏競馬を迎えた。日本中を巻き込むような大きなレースはなりを潜めるが、この時期から2歳馬による新馬戦が始まる。

 今年、デビューするであろう2015年に誕生したサラブレッドは6840頭。昨年よりも数は減少したものの、三冠馬オルフェーヴルや短距離王ロードカナロア、欧州の超大物ノヴェリストなどの産駒がターフに登場するとあって、期待値は高い。

 そして、そのロードカナロアの産駒で中央デビュー第1号となったステルヴィオ(牡2歳、美浦・木村哲也厩舎)が、早々に勝利を飾った。

 ステルヴィオの母馬はラルケットで母父は03年のクイーンエリザベス2世S(G1)などの重賞を制したファルブラヴを持つ良血馬だ。

 4日の東京5Rの新馬戦では、J.モレイラ騎手が騎乗するセレクトセールで1億2500万円の値を付けたサトノオンリーワンが1番人気。鞍上にC.ルメール騎手を迎えたステルヴィオは2番人気に推されていた。

 レースで、先行集団のすぐ後ろにつけたステルヴィオは最後の直線で先頭へ進出。200mを切ってからは、スプリングマン、サトノオンリーワンとの叩き合いが開始されたが、上がり最速34.2秒を記録した末脚を発揮したステルヴィオがそこから抜け出し、一番にゴール板を駆け抜けた。

 レース後、ルメール騎手は「良いスタートを切ってすんなり3番手につけられました。直線ではムチを入れるとすぐに反応しました。距離はもう少し延びても大丈夫です」と手放しで相棒を賞賛。また管理している木村調教師も「スポーツ報知」の取材に対し、「能力は高いと思う。上手に走っていたけど、まだまだ」と、今後の成長に期待を寄せた。

ロードカナロアいきなりの「衝撃」 産駒ステルヴィオの勝利に「欧州最強古馬」も続く?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  3. 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
  4. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. セン馬の「競走寿命が長くなる」という話は本当か?明け5歳で早くも”引退勧告”を受けたノンコノユメが切ない
  10. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは