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エピカリス「出走取消」は陣営の英断ではなかった!? ベルモントS(G1)発走直前に掛かった米国からの「ドクターストップ」に疑問の声

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 10日夜、米クラシック最終戦となるベルモントS(G1)に出走を予定していたエピカリス(牡3歳、美浦・萩原清厩舎)が出走取消となった。レース発走まで数時間という中での”悲報”だった。

 ここまで日本で4戦4勝、初の海外遠征となったUAEダービー(G2)でも強い内容の2着。満を持す形で米クラシック最終戦に挑んだエピカリスだったが、すでに7日の追い切り後には歩様に違和感がみられていた。

 ただ陣営は消炎剤の投与などを行い懸命な立て直しを図り、一時は萩原清調教師が「現段階では競馬へ向けて力を出せる状態と判断しています」とコメントを発表するなど快方に向かっていた。しかし、最後の最後で無念の出走取消となった。なお、最終的な原因は、右前肢ハ行とJRAが発表している。

 ベルモントSでの直前の出走取消といえば、2008年にピーターパンS(米G2)を勝って挑んだカジノドライヴが思い出される。あの時も前日に左後脚に挫石を発症し、懸命な治療が施されたが、陣営は最終的に回避を決断。志半ばでのリタイアとなった。だが帰国後、本馬はフェブラリーS(G1)で2着するなど活躍。無事、種牡馬入りを果たしている。

 今回もあの時同様大きなショックとなり、海外遠征の難しさを改めて感じさせる出来事となったが、その”背景”は9年前よりも複雑な様相を見せている。

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