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JRAの交渉むなしく登録数11頭の衝撃… なぜ宝塚記念に馬が集まらないのか?その裏側を探ってみた

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 宝塚記念が誕生したのは1960年で今年58回目を迎える。これは今年62回目となる有馬記念とそれほど大きな差はない。しかし有馬記念の最高馬券売上が875億1040万2400円(1996年)に対し、宝塚記念は最高でも348億1272万400円(1995年)とその差は歴然。

 またファン投票の総投票数も昨年の有馬記念154万3464票に対し今年の宝塚記念は110万6746票。キタサンブラックにしても有馬記念は13万7353票を集めたが、宝塚記念は10万1621票とG1レースを連勝していながら減少。つまりファンの注目度が根本的に違うのだ。そして馬券の売上が少ないためか優勝賞金も低く、有馬記念の3億円に対し宝塚記念は1億5000万円と半額である。

 次に大きな違いは開催時期だ。宝塚記念は梅雨の真っ只で馬場が荒れやすい。過去10年で良馬場で行われたのは6回で、過去10年で9回良馬場で行われた有馬記念とは違う。そして気温が上がる初夏に行われるのもマイナスだ。2流3流の馬ならともかく、秋のビッグレースを目標に負担を避けたいトップクラスの陣営にとって、宝塚記念はなかなか使いにくいレースでもあるようだ。

 さらに近年は涼しい札幌競馬場で行われる札幌記念(G2)に注目が集まっており、昨年の札幌記念はフルゲート16頭でモーリスを筆頭に4頭のG1優勝馬が出走した。札幌記念をG1レースに昇格させる動きもあるようだが、そうなるとますます宝塚記念の位置付けは下がってしまうだろう。

 また聞くところによるとファン投票は1年に1回でいいのでは?という競馬関係者の声も少なくない。

 プロ野球のファン投票といえばオールスターだが、仮に年2回もやればその価値は下がってしまうだろうし、ファンも食傷気味になる。競馬も同じように年に2度というのは逆効果かもしれない。少なくともファンの中から年に2回ファン投票のレースをやってほしいという意見が大多数を占めるとは思わない。

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