武豊「オファーがあれば」豪州最高峰メルボルンC(G1)に急遽参戦も!? 今年限りで「引退」L.デットーリと最後の共演なるか

オオバンブルマイとのコンビで11月4日、オーストラリアで行われるザ・ゴールデンイーグルに挑むことが分かった武豊騎手。同レースはノングレード競走にもかかわらず、1着賞金が日本円にして約5億と超高額であることでも注目を集めている。
今回の騎乗依頼を受けて同騎手は、自身のオフィシャルサイトの日記に「胸をワクワクさせています」と期待をつづっている。なお前日の11月3日には大井で開催されるJBCスプリント(G1)にリメイクと参戦予定だが、当日夜に羽田空港を発てば豪州に間に合うことはすでに確認済みとのこと。相当なハードスケジュールであることに違いないが、その行動力には改めて驚かされるばかりだ。
なおザ・ゴールデンイーグルが終わると翌週の11月7日には、オーストラリア最高峰のレースとしても知られるメルボルンC(G1)が、フレミントン競馬場の芝3200mを舞台に開催される。
豪州最高峰レース・メルボルンC(G1)に急遽参戦も!?
レジェンドは同レースを観戦しに行く予定であるとともに、先述の日記に「ハンデ戦でもあり、軽量馬からのオファーがあれば」とも記している。どうやら同レースへの参戦を本気で目論んでいるようだ。
ちなみに今年のメルボルンCには、武豊騎手が過去に2回騎乗経験があり、懇意であるキーファーズ・松島正昭氏がクールモアと共同所有しているブルームも登録。当日オーストラリアにいるのであれば、陣営から騎乗依頼があっても不思議ではない。そうなるとレジェンドの急遽参戦もあながち考えられなくもないだろう。
「今年のメルボルンCには他にも、日本から昨年のアルゼンチン共和国杯(G2)の覇者ブレークアップが松山弘平騎手とのコンビで参戦予定。日本馬として2006年のデルタブルース以来となる優勝を目指します。
また武豊騎手とのコンビで2015年のシンザン記念(G3)を勝ったグァンチャーレの松本俊廣オーナーが所有するアイルランド馬のオキタソウシも登録。出走が決まれば当日は注目を集めることになりそうです」(競馬誌ライター)

なおメルボルンCには、今年限りでの現役引退を発表している世界的名手L.デットーリ騎手も参戦予定だ。
日本ではジャパンC3勝を含むG1・4勝を挙げるなど、世界各国でG1を250勝以上している超一流ジョッキーは、当初予定していた11月3~4日、米国ブリーダーズCでのラストライドを延長し、オーストラリアのビッグレースでも騎乗することを発表。メルボルンCはまだ手にしていないタイトルの1つであることから、デットーリ騎手は「メルボルンCを優勝してキャリアを終えられれば」と胸の内を明かしている。
同騎手が引退を発表した際には「まだバリバリで勝ちまくっているのに寂しい感じ」「1回でも多く一緒に乗りたいですね」などと惜別のコメントを残していた武豊騎手。果たして、オーストラリアの地で世界の名手と最後の共演はあるだろうか。
PICK UP
Ranking
5:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- JRA「年度代表馬」史上最大のねじれ決着!? スペシャルウィーク白井元調教師らが”怒りの声”を上げたJRA賞の舞台裏
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 東京競馬場に約20万人が殺到!? 朝6時からの大行列、怒号飛び交う陣取り合戦、そして…競馬が最も熱い時代、歴代最多入場者を記録した当時の記憶
- 今の競馬ファンは「ハズレ馬券」を投げ捨てない? 競馬場から姿を消した「敗者の断末魔」と感情のままに宙を舞い続けた「ハズレ馬券」の現在
関連記事

迷ったときは「騎手の腕」を信じるよ♡ 白いの好きだからオールカマーはガイアフォースを本命にしました!【UMAJOモモのオイシイ競馬】

麻雀の「配牌とツモ」は競馬にも共通する?「こりゃ簡単だ!大儲けチャンス!」…私にとって配牌の良いレースとは【徒然なる神のくず競馬トーク】

「行方不明」疑惑ステラヴェローチェが富士Sで待望復帰も…川田将雅が期待した実力馬は「1年8ヶ月」音沙汰なし、2頭の再対決を望む声も

「土日わずか2鞍」横山和生の渾身騎乗!? オールカマー(G2)タイトルホルダー以外に注目の1頭が登場、R.ムーアが絶賛した兄に続けるか

審議長引いた「斜行体当たり」も降着なし 横山武史「コメントしないから!」に現場騒然 「帰国」J.モレイラも心中複雑!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
















