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京都大賞典「大穴」警報!? 不振続きの重賞ホースが好走パターンに完全合致!

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アフリカンゴールド 撮影:Ruriko.I

 アイドルホースとして、そろそろ“本業”でも存在感を見せる時が来たか。

 9日、3年ぶりに従来の京都で開催される京都大賞典(G2)には、天皇賞・春(G1)で3年連続2着したディープボンド、復活を期す昨年のジャパンC(G1)勝ち馬ヴェラアズールなど、多士済々なメンバーが集った印象だ。

 他にも前走の目黒記念(G2)を勝利したヒートオンビート、昨年の1番人気で重賞3勝を誇るボッケリーニ、夏の上がり馬ブローザホーンなど魅力的な有力候補も多く、今年はハイレベルな混戦が期待される。

 その一方で、混戦だからこそ人気の盲点になりそうなのが、アフリカンゴールド(セン8歳、栗東・西園正都厩舎)だ。

 現役屈指の逃げ馬として、今回で通算37戦目を迎えるアフリカンゴールド。脚質的な事情もあって好走と大敗を繰り返しているが、本馬の特徴を掴めば好走の条件は意外にはっきりしている。

・逃げ馬なのにスタートが速くない。

「現役屈指の逃げ馬」と先述したが、実はレースで終始ハナを切れたのは3回しかない。本馬が何が何でもハナというタイプではないことに起因するが、つまりは本馬よりもスタートが速い逃げ馬が出てくれば、ほぼお手上げということだ。

 その反面、楽にハナを切れた際は、重賞級のパフォーマンスを発揮できる。唯一の重賞勝ちである昨年の京都記念(G2)、それ以降で唯一掲示板を確保(4着)した阪神大賞典(G2)が、まさに「楽逃げ」のパターンだった。

・切れ味勝負では分が悪い。

 オープン昇級後、唯一1番人気になった2019年のアルゼンチン共和国杯(G2)で差す競馬を試みて3着して以降、一時差し馬に転身したアフリカンゴールドだったが、敗戦の山を築くだけに終わっている。本馬が上がり最速を記録したのは、2018年の兵庫特別(1000万下、現2勝クラス)が最後。切れ味勝負では分が悪く、できれば勝った京都記念のように、一雨あって上がりの掛かるタフなレースになることが望ましい。

 そして、これらの条件を満たしそうなのが、今回の京都大賞典だ。

 多士済々な14頭が揃ったものの、前走でハナを切った馬はいない。唯一、アイアンバローズが天皇賞・春の途中からハナを切ったが、これは先頭にいたタイトルホルダーが競走を中止したため。本来は逃げ馬を見る形で競馬を進めたいタイプだ。従って、今回はアフリカンゴールドの好走条件の1つ「楽逃げ」になる可能性が非常に高い。

 さらに本馬の背中を押すのが、当日の雨予報だ。すでにレース前日から小雨が降っている京都競馬場。当日の降雨は濃厚で、さらなる馬場悪化が予想される。ライバルの末脚の切れが削がれるなら、チャンスは大きくなるはずだ。

「(アフリカンゴールドの)仕上がりは良いですよ。前走の札幌記念(G2)は12着に大敗していますが、前々走の天皇賞・春で心房細動を起こして競走を中止していたため、陣営も『様子見だった』と話しています。中間の内容も『今回の方が仕上がりはいい』と自信を見せており、控えめだった前走より明らかにしっかり調整できていますね。変わり身が期待できますし、ノーマークで楽にハナに立てればチャンスはあると思います」(競馬記者)

 アフリカンゴールドといえば「アフリカンゴールド(本人)」としてX(旧Twitter)のフォロワーが4.2万人もいる人気馬。今年行われた『アイドルホースオーディション2023』では現役馬部門で1位に輝き、ぬいぐるみの発売も決定した。

 そのXでは「本業でも良い結果を残せるよう精一杯頑張ります?」と気合が入っている様子。ぬいぐるみと言えば背中にゼッケンが付くが、このままだと「2022年京都記念の11番」が濃厚だろう。

 ここは「2023年京都大賞典の12番」に“ベストパフォーマンス”を更新し、ターフィーショップを慌てさせたいところだ。

GJ 編集部

GJ 編集部

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