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「超大物」レガレイラとJ.モレイラ「5億円」ホースが激突! 天皇賞・秋(G1)に先駆けて2歳出世レースで「頂上決戦」が実現

「超大物」レガレイラとJ.モレイラ「5億円」ホースが激突! 天皇賞・秋(G1)に先駆けて2歳出世レースで「頂上決戦」が実現の画像1
撮影:Ruriko.I

 昨年の日本ダービー(G1)以来となる、ドウデュースVSイクイノックスが実現することで注目が集まる天皇賞・秋(G1)。週中には東西のトレセンで2頭の1週前追い切りが行われた。

 ドウデュースは武豊騎手を背に、3頭併せで堂々の最先着。「軽くゴーサインを出しただけで一気に反応した」とレジェンドが話したように、前走から8ヶ月以上間隔が空いているものの、抜群の瞬発力は健在のようだ。今年はまだ1走しかしていないだけに、むしろパワーが有り余っているくらいかもしれない。

 一方、イクイノックスも美浦のウッドコースで3勝クラスの僚馬に先着。騎乗したC.ルメール騎手が「バッチリです。何も心配いりません」とコメントするなど、青写真通りに調整が進められている様子。4歳秋になり、いよいよ完成の域に入りつつある雰囲気を漂わせている。

 ドウデュースがダービーに続いて連勝を飾るのか、あるいはイクイノックスが“真の最強”を証明することになるのか。戦いの火蓋が切って落とされるまで、あと1週間少々待ちたい。

2歳出世レースで「頂上決戦」が実現

 そんな古馬両雄の頂上決戦に先駆けて、今週は2歳馬2頭の上位対決が21日のアイビーS(L)で見られそうだ。

 ルメール騎手とのコンビで7月に行われた函館・芝1800mの新馬戦を楽勝したレガレイラ(牝2歳、美浦・木村哲也厩舎)が、約3ヶ月半の充電を経てここで復帰する。

 昨年の菊花賞(G1)4着ドゥラドーレスの半妹ということでデビュー前から注目を受けていたレガレイラだが、初戦はその評価のさらに上を行くような大物感の溢れる直線一気の末脚で白星を決めた。並ぶ間もなく交わし去ったセットアップがその後、2連勝で札幌2歳S(G3)を制したのだから、実力をより裏付けることにもなった。

 久々のレースに臨むにあたって陣営は「函館のときよりも落ち着いている」と話しており、休養を経てしっかりと成長の跡も見られているようだ。引き続きルメール騎手が手綱を取り、今回は紅一点のメンバー構成になるが、ここも楽に通過するようであれば、暮れにはひょっとしたら牡馬相手にG1出走なども見えてくるかもしれない。

 そんなレガレイラの前に立ちはだかるのが、セレクトセールで税込み約5億円という超高値で取引されたことでも話題となったダノンエアズロック(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎)だ。

 その期待に違わぬ走りで、デビュー戦を圧倒的1番人気で快勝した同馬。勝ちタイムの1分48秒1は6月の東京・芝1800mの2歳新馬戦で歴代最速。皐月賞馬ジオグリフが持っていた記録を稍重の馬場状態で上回ってしまったのだから、中身も文句なしだ。

 帰厩後はダービー馬のタスティエーラと積極的に併せ馬が行われており、鞍上にはJ.モレイラ騎手を配してきたことからも、陣営の期待の高さが窺えるだろう。こちらも暮れのG1や来春のクラシックに向けて当然、負けられない一戦になる。

「来週の天皇賞・秋はもちろんですが、この2歳馬2頭の対決もまさに胸が躍る好位カードですね。ちなみに一昨年のアイビーSを制したのは、後にダービー馬となるドウデュース。それ以前にも、G1・4勝のクロノジェネシスや、オークス馬のソウルスターリングが制している出世レースとしても知られているだけに、来年のクラシック戦線を占う意味でも重要な一戦になることは間違いありません」(競馬誌ライター)

 ちなみに天皇賞・秋は超・好メンバーが揃うということもあって、登録13頭とかなり少なくなったが、アイビーSもレガレイラとダノンエアズロックが出走する影響かわずか6頭立てとなった。果たして軍配はどの馬に上がることになるだろうか。

GJ 編集部

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