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【阪神JF】永島まなみ「めちゃくちゃ悔しい」“踏み遅れ”で元相棒に惜敗…スイープトウショウ孫とG1初挑戦&前走の「リベンジ」へ!

【阪神JF】永島まなみ「めちゃくちゃ悔しい」踏み遅れで元相棒に惜敗…スイープトウショウ孫とG1初挑戦&前走の「リベンジ」へ!の画像1
永島まなみ騎手 撮影:Ruriko.I

 スタートの時が刻一刻と迫っている、10日の阪神ジュベナイルF(G1)。スウィープフィート(牝2歳、栗東・庄野靖志厩舎)とのコンビでG1初挑戦となるデビュー3年目、永島まなみ騎手の心境はいかがなものだろうか。

 同馬の手綱は新馬戦から取り続けており、芝1200mの初戦こそ3着に敗れたが、距離が2ハロン延びた京都の未勝利戦を快勝。前走は初勝利と同じコースで行われた白菊賞(1勝クラス)に臨んだ。

 最内枠に入った永島騎手とスウィープフィートは、スタートがスムーズに行かず最後方からの競馬。4コーナーで大外を回し、最後の直線はメンバー最速となる上がり3ハロン33秒1の豪脚を繰り出したものの、1着にはわずかクビ差で届かなかった。

 永島騎手はこのときの騎乗を、『競馬ラボ』で連載中のコラム『まなみの学び』で振り返っている。いきなり「めちゃくちゃ悔しいです」と切り出すと、「結果的に動くタイミングがもう少し早くても良かったかなと思います」と、ペースが流れていないと感じていたものの、ややアクセルを踏み遅れてしまったことが納得いかなかった様子。

 また道中のポジションも、本来ならばもう少し取りたかったという。「着差が着差だけにもう少し何かできたと思いますし、とても悔しいレースの一つです」と、パートナーに白星がつけられなかったことを相当悔いているようだ。

「しかも逃げ切りを許したプシプシーナは、新馬戦で永島騎手が手綱を取っていた馬なんですよね。同馬が好素材であることは永島騎手が一番よく分かっていたと思われるだけに、レース後には複雑な心境となったでしょうね」(競馬誌ライター)

スイープトウショウ孫とG1初挑戦&前走の「リベンジ」へ!

 白菊賞を勝っていればスウィープフィートは抽選なしで阪神JFに出走できたのだが、賞金加算に失敗したことで参戦も危うくなってしまった。ただ9分の4の抽選を突破して出走にこぎ着けたことで、陣営にとってもまずは一安心だろう。

 ちなみに前走で後塵を拝したプシプシーナも、浜中俊騎手とのコンビで阪神JFに出走予定。本レースは永島騎手にとって初G1騎乗になると同時に、不完全燃焼で敗れた白菊賞のリベンジの舞台にもなりそうである。

「スウィープフィートは現役時代、東京競馬場のジャパンC(G1)を優勝するなど、広いコースで活躍したスワーヴリチャードの産駒。また祖母は、抜群の末脚を武器にG1・3勝を挙げた女傑スイープトウショウです。白菊賞が行われた京都内回りから阪神の外回りに替わるのは間違いなくプラスでしょうね」(同)

 前走から中1週のレース間隔となるものの、追い切りを見届けた庄野師が「動きは申し分ない」と話すなど、状態面も文句なさそう。枠順も最内だった前走とは打って変わって外目の11番枠に決まり、あとは永島騎手の立ち回り次第でチャンスは十分ありそうだ。

 もちろん最高の結果が出るのが一番だが、永島騎手とスウィープフィートが前走と同じ轍を踏まぬよう、完全燃焼のレースをしてくれることを期待したい。

GJ 編集部

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