真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.06.30 21:02

絶好調のサトノ軍団が競馬界を制圧。 里見治会長は7月のセレクトセールで20億円投入で素質馬買い占めか?
編集部
それでもセレクトセールで落札したサトノダイヤモンドとサトノアラジンは「億超え」の高額馬であったが、サトノダイヤモンドはすでに8億円近くを稼いでおり、順調にいけば10億円はあっさりクリアできるだろう。さらにサトノアラジンとともに将来の種牡馬入りもほぼ確実視されていることを考えると、里見氏が今年のセレクトセールにより力を入れるのは明白。昨年の14億円を超える20億円級の「爆買い」を起こすのではないかとみられている。
特にノーザンファームと社台ファームが生産するディープインパクト産駒の素質馬はまとめて里見氏がかっさらっていくのではないかと言われているほど。すでにセレクトセールの上場馬は発表されており、その中には里見氏が必ず手を挙げるであろう素質馬が何頭もいる。
今年はサトノダイヤモンドやサトノクラウンの妹や弟が上場されないが、まず注目は引退までに13億円以上を稼いだジェンティルドンナの全妹である「ドナブリーニの2017(父ディープインパクト)」だ。この血統がセレクトセールに出てくるのは意外だが、目玉であるのは間違いなく牝馬とはいえ「億単位」の攻防になるだろう。
さらにシルバーステートの全弟である「シルヴァースカヤの2016(父ディープインパクト)」は2億円以上は確実といわれている素質馬で、金子氏などライバルが多そう。
リアルスティールとプロディガルサンの全妹である「ラヴズオンリーミーの2016(父ディープインパクト)」やタッチングスピーチの全弟である「リッスンの2016(父ディープインパクト)」も注目は高く億を超えていくだろう。
他にも注目馬は多くいるが、それはセレクトセール直前にあらためて紹介したいと思う。
ちなみに里見氏が今までに落札したセレクトセールの最高取引額は2015年の2億5380万円。先日の宝塚記念を制したサトノクラウンの弟サトノヴィクトリーである。しかし同馬は宝塚記念前日の土曜に東京競馬場で行われた3歳未勝利戦に出走、5番人気で14着に大敗している。サトノクラウンと同じ血統で同じ堀厩舎に入り2億5000万円を超える高額馬であっても走るとは限らないのが競馬の奥深さだ。里見氏がセレクトセールでどんな馬を選ぶのか非常に興味深い。
PICK UP
Ranking
5:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「正直なところ辟易としています」武豊が巻き込まれた29年前のアイドルホース狂騒曲…レース前に明かしていた「コンビ結成」の裏話
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは