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絶好調のサトノ軍団が競馬界を制圧。 里見治会長は7月のセレクトセールで20億円投入で素質馬買い占めか?

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 それでもセレクトセールで落札したサトノダイヤモンドとサトノアラジンは「億超え」の高額馬であったが、サトノダイヤモンドはすでに8億円近くを稼いでおり、順調にいけば10億円はあっさりクリアできるだろう。さらにサトノアラジンとともに将来の種牡馬入りもほぼ確実視されていることを考えると、里見氏が今年のセレクトセールにより力を入れるのは明白。昨年の14億円を超える20億円級の「爆買い」を起こすのではないかとみられている。

 特にノーザンファームと社台ファームが生産するディープインパクト産駒の素質馬はまとめて里見氏がかっさらっていくのではないかと言われているほど。すでにセレクトセールの上場馬は発表されており、その中には里見氏が必ず手を挙げるであろう素質馬が何頭もいる。

 今年はサトノダイヤモンドやサトノクラウンの妹や弟が上場されないが、まず注目は引退までに13億円以上を稼いだジェンティルドンナの全妹である「ドナブリーニの2017(父ディープインパクト)」だ。この血統がセレクトセールに出てくるのは意外だが、目玉であるのは間違いなく牝馬とはいえ「億単位」の攻防になるだろう。

 さらにシルバーステートの全弟である「シルヴァースカヤの2016(父ディープインパクト)」は2億円以上は確実といわれている素質馬で、金子氏などライバルが多そう。

 リアルスティールとプロディガルサンの全妹である「ラヴズオンリーミーの2016(父ディープインパクト)」やタッチングスピーチの全弟である「リッスンの2016(父ディープインパクト)」も注目は高く億を超えていくだろう。

 他にも注目馬は多くいるが、それはセレクトセール直前にあらためて紹介したいと思う。

 ちなみに里見氏が今までに落札したセレクトセールの最高取引額は2015年の2億5380万円。先日の宝塚記念を制したサトノクラウンの弟サトノヴィクトリーである。しかし同馬は宝塚記念前日の土曜に東京競馬場で行われた3歳未勝利戦に出走、5番人気で14着に大敗している。サトノクラウンと同じ血統で同じ堀厩舎に入り2億5000万円を超える高額馬であっても走るとは限らないのが競馬の奥深さだ。里見氏がセレクトセールでどんな馬を選ぶのか非常に興味深い。

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