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絶好調のサトノ軍団が競馬界を制圧。 里見治会長は7月のセレクトセールで20億円投入で素質馬買い占めか?

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 今最も勢いのある馬主が誰かと聞かれれば、それはサトノダイヤモンドの馬主である里見治氏をおいて他にいないだろう。

 昨年は菊花賞を皮切りに香港を含め G1レースを4勝、今年に入って春の天皇賞はキタサンブラックに敗退したもののサトノアラジンが安田記念を勝ち、そしてサトノクラウンが宝物記念で見事勝利をおさめた。昨年の菊花賞以降1年たたずになんとG1レースを6勝もしているのだ。

 所有頭数の少ない個人馬主でこれだけの快挙を成し遂げたのは近年では稀であり、個人馬主として鎬を削ってきたディープインパクトの金子氏やアドマイヤの近藤氏などを差し置いて、クラブ法人を除く個人馬主ランキングではトップを快走している。

 里見氏が会長を務めるセガサミーグループは、今年に入り韓国にカジノリゾート「パラダイスシティ」をオープンさせるなど更なる発展を遂げており、今非常に勢いに乗っている。本業の業績も好調で、公私ともにまさに飛ぶ鳥を落とす勢いなのである。

 里見氏の特徴はノーザンファームと社台ファームを中心とした社台グループの素質馬を購入し、東西のトップ厩舎に預け、ルメールやデムーロといったトップジョッキーに騎乗させていること。一流の馬を一流の厩舎に預け一流の騎手に託す、それはある意味競馬の王道といえるだろう。

 特にサトノダイヤモンド、サトノアラジンを預ける西の池江泰寿厩舎、そしてサトノクラウンを預ける東の堀宣行厩舎、この両名は東西を代表するトップ調教師であり、またサトノアレスは名門藤沢和雄厩舎に預けるなどまさに盤石の態勢である。鞍上もルメール、デムーロ、川田といった関西のトップジョッキーが主戦で、2016年以降重賞を15勝しているがそのうち13勝がこの3人だ。

 そして所有馬はセレクトセールで購入した馬が多く、2016年も13頭を購入しその合計はなんと13億2700万円(税込14億3316万円)と破格の金額。ただし過去に落札した11頭の「億超え馬」で活躍したといえるのは数えるほどしかいない。もちろんこれからの馬もいるが、決して里見氏の期待通りだったとはいえないだろう。

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