【京都記念予想】「内空け過ぎ問題」が勝負の分かれ目? 外が気になるルージュの伝言…「イン突き名人」のパパに一発の期待
今週末は東京で共同通信杯(G3)、京都で京都記念(G2)が開催。前者は今年のクラシックを占う重要な一戦で素質馬が複数出走を予定しているが、今回はあえて手薄な古馬の中距離重賞を選んでみたい。
ちなみに昨年の勝ち馬は、有馬記念(G1)で劇的な復活を遂げたドウデュース。2年前に12番人気の大穴アフリカンゴールドさんが、ノーマークを味方にまんまと逃げ切りを決めた舞台だった。穴党の当方としては、取りこぼしたら高配当のチャンスもありそうだなと前残り馬券を狙ったものの、結果はご存知の通り。強い馬は強い。
で、今年はどうなのだろうかとメンバーを見渡したところ、何とも言えない微妙な顔触れが揃った印象。SNSでは「G3やんか」という声も出ていたように、少々物足りなさを感じる。
しかし、素質馬のベラジオオペラが出走するのは注目だ。本馬は昨年の日本ダービー(G1)を制したタスティエーラとタイム差なしの4着に食い込んだ実力の持ち主。世代レベルが怪しいと囁かれる4歳世代だが、伸びしろという点では期待出来そうである。
実際、休み明けのチャレンジC(G3)を古馬相手に勝利。ハナ差2着のボッケリーニは古馬重賞の常連で、続くアメリカジョッキークラブC(G2)でもチャックネイトとハナ差の2着に入った馬だ。同じG2の京都記念でベラジオオペラに勝ち負けの期待をするには、十分な根拠といえるのではないか。
ベラジオ軍団といえば、最近存在感を増している新進気鋭のオーナーが率いている。関西にいた頃は、街中でいつも見掛けたパチンコホールチェーンを思い出すが、名前の通り繋がるがある(笑)。
勿論注目の1頭だが、穴党として狙い撃ってみたいのは、3枠3番の絶好枠をゲットしたプラダリアの方。手綱を取る池添謙一騎手は京都大賞典(G2)が得意なだけに、「200m短くても何とかしてくれるんじゃないか」という淡い期待がある。去年の京都記念で3着に好走しているように、距離とコース適性には問題なし。この馬を本命に推したい。
相手は先述のベラジオオペラにするとして、残りは3連系の馬券でヒモに狙ってみたい馬をピックアップする。
同じ京都の芝2200m条件だったエリザベス女王杯(G1)で2着に好走のルージュエヴァイユ、昨年の京都記念2着馬マテンロウレオは買い目に入れておきたい。穴で注目は岩田康誠騎手のプラチナトレジャーでどうか。頭数も少なく手を広げ過ぎても妙味が無くなってしまうため、買い目は少なめにする。
基本は内枠の2頭で1点。残りは騎手次第といったところか。
先週のきさらぎ賞(G3)を見ていて感じたのは、「おまえら内を空け過ぎだろ」ってこと。こういうときこそ狙って内を突ける騎手が怖い。あのひとのパパに会うために~ということで、息子はやらかしてもイン突き名人のパパなら期待に応えてくれるはず。
そういう意味では、2着が多い印象のあるルージュ冠名のエヴァイユは外過ぎた。これは不安な気持ちを残したまま~という伝言だったりして?
■京都記念の予想
◎プラダリア
○ベラジオオペラ
▲マテンロウレオ
△ルージュエヴァイユ
★プラチナトレジャー
馬券は◎ー○の馬連1点。
◎ー○2頭軸の3連複3点流しの計4点で勝負。
もろたで工藤!
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