![GJ](/wp-content/themes/g-journal/pc/img/entry/icon-gj.png)
今村聖奈の「同期」がいよいよエンジン全開!? まさかの「全敗」スタートも攻めの姿勢で白星量産、関西名門と関係構築&開催リーディング奪取へ
![今村聖奈の「同期」がいよいよエンジン全開!? まさかの「全敗」スタートも攻めの姿勢で白星量産、関西名門と関係構築&開催リーディング奪取への画像1](/wp-content/uploads/2023/10/Ruriko.I_20230604_sasakidaisuke_205.jpeg)
来月3日まで予定されている冬の小倉開催。1月半ばからスタートのロングラン開催もいよいよ佳境に入ってきたが、ここにきてエンジンがかかってきたのが関東のホープ・佐々木大輔騎手だ。
今村聖奈騎手や角田大河騎手たちと同期である佐々木騎手。ルーキーイヤーは9勝に終わったが、2年目の昨年は68勝と一気に勝ち星を伸ばした。3年目の今年は開幕から活躍が大いに期待されたのも当然だろう。
しかし、年初の3日間開催では計25鞍に騎乗するも全敗……。翌週からは小倉競馬に参戦し、今年31戦目で初白星こそ挙げたものの、1月はわずか2勝のみで芳しい数字を残すことができなかった。
「小倉に来てからもしばらく苦戦していた佐々木騎手は『なかなかうまくいかないです。小倉に来たのは失敗でしたかね!?』と、周りにも弱気な発言をしていたんですよ。
ただ、同騎手はもともと競馬だと超強気な性格。表にはほとんど出さないものの、先輩騎手が相手であろうとびっちり締めて嫌がる乗り方をするなど非常にしたたかです。今月に入り再びそのような面が出てくるとともに、成績も右肩上がりとなってきました」(某トラックマン)
今月に入り同騎手は10勝と勝ち星を一気に量産。小倉開催ではトップの鮫島克駿騎手と3勝差の12勝だが、鮫島駿騎手は残り2週、阪神でも騎乗がありそうなだけに、フルで小倉参戦を予定している佐々木騎手は開催リーディングも十分に射程圏内だろう。
先週日曜は馬場読みの対応力も披露
また成績が出るにつれて馬質も上がってきており、ここにきて馬場読みの対応力も備わってきている。それが顕著に現れたのが先週の日曜だ。
この日、8Rで佐々木騎手は1番人気ルソルティールに騎乗。最内枠からスタートしてハナを切ると、最後の直線は馬場の中ほどに持ち出して押し切りを狙ったものの、最後は空けた内をすくわれて惜しくも4着に敗れてしまった。
期待に応えることのできなかった佐々木騎手だが、次の騎乗となった10Rですぐにその反省を生かした。このレースでアルーリングビューの手綱を取った佐々木騎手は道中インコースで脚を溜めると、最後の直線も内ラチ沿いから伸びて1着。このあたりの切り替えの早さは見事というより他ない。
「最近は依頼の多くが関西馬ですし、今は長い目で見て土台を作っている時期でしょう。須貝尚介厩舎を筆頭に矢作芳人厩舎や高野友和厩舎などの関西の上位厩舎とパイプを構築しておけば先々に繋がることは間違いないです。残りの小倉競馬でも関係者にどれだけアピールできるか注目したいです」(同)
なおホウオウアマゾンに騎乗した先週日曜の小倉大賞典(G3)では、スタート直後に落馬してヒヤリとさせた佐々木騎手だが、幸いにも大事には至らなかったようで今週末も小倉で計19鞍に騎乗を予定している。開催リーディングに向けて引き続き佐々木騎手の手綱さばきに注目したい。
PICK UP
Ranking
5:30更新【クイーンS】ボンドガール武豊は「仲間外れ」の孤軍奮闘!? 「休み明け」C.ルメールは新潟ではなく札幌参戦
競馬学校「主席」の“天才騎手”が存在感。田口貫太、小林美駒だけじゃない「上手くなる」第2の師匠とのコンビでトップジョッキー並みの結果
藤田晋オーナーに強力援軍!? 「チーム・スターズオンアース」で“周回遅れ”の初陣…シュヴァルグラン産駒は遅れてきた大器となれるか
- 今村聖奈、小林美駒、古川奈穂が戦線離脱…「新人女性騎手」にかかる期待 過怠金「計16万円」若手騎手が土日で4回の制裁! 2年目若手騎手「まるで宝くじ」と話題!?【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- サトノカルナバル、ピコチャンブラックに続く「大物候補」が登場!? 今週デビューのキタサンブラック産駒は「古馬重賞ウイナー」と互角の動き
- 「騎乗依頼を受けない」トップジョッキーやベテランも?JRAから来年は4週間の通達済み…「名ばかり」暑熱対策に中堅騎手が不満
- キャプテン渡辺「面白き新潟競馬」に秘策あり?「予想もクソもありません」アイビスサマーダッシュの予想は枠が出てから【徒然なる神のくず競馬トーク】
- C.ルメール×名門クラブの快速馬がデビュー!スタートダッシュ失敗も「シンボリクリスエス後継候補」の父に初勝利もたらすか
- 永島まなみと「同期」の女性騎手が待望の戦線復帰!「かんちゃん帰ってくる頃には」今村聖奈も9月中にカムバックの可能性
- 武豊「マジック炸裂」も次走で鞍上問題発生!? 一撃“5億円”獲得「世代ナンバーワン牡馬」が参戦予定
関連記事
イクイノックス、ドウデュース倒した実力証明に最適?「ツイていない男」に状況が好転…栄冠つかんだ「思い出の舞台」で皐月賞馬に激走の予感
名門厩舎「次世代のスーパースター候補」はフォーエバーヤングだけじゃない!? 成長著しい「愛弟子」にかかるサウジアラビアでの期待
「153万馬券」フェブラリーS超えの大波乱も?一筋縄ではいかない中山記念&阪急杯「激走候補」4頭はこれ
関東圏ラストの新馬戦で「芦毛の怪物」の末裔がデビュー!「令和の時代に見られるとは感慨深い」上積み必至で今後も要注目?
「史上最高配当演出」武豊が大爆発した先週末…ウィルソンテソーロは乗り替わりに賛否両論、レベル疑問の決戦で「勝負気配」匂わせていたレジェンド