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「武豊×福永祐一」よりも一部で注目集めるいぶし銀の引退…騎手免許取り消して競馬学校教官に転身、本人にもバレていた「○○チャレンジ」

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「武豊×福永祐一」よりも一部で注目集めるいぶし銀の引退…騎手免許取り消して競馬学校教官に転身、本人にもバレていた「○○チャレンジ」の画像1
撮影:Ruriko.I

 5日付けで安田隆行調教師をはじめとした7名の伯楽たちが引退するとともに、6日から厩舎を開業する福永祐一調教師の初陣にも注目が集まった。

 早速、土曜阪神のメイン・コーラルS(L)に出走を予定するレオノーレの鞍上に大先輩である武豊騎手を起用することが発表された。ドリームタッグの実現には4分の1の抽選を突破する必要があったものの、そこはJRAも“空気を読んだ”のか無事通過。競馬界を代表する2人のコンビは、これからも話題を独占しそうな雰囲気だ。

 また、JRAは関東の武士沢友治騎手(美浦・小手川準厩舎)が10日付けで騎手免許を取り消し、引退後にJRA競馬学校の教官となることを発表。ファンに愛されたいぶし銀騎手は27年間の騎手生活に別れを告げ、今後は後進の育成に邁進することとなる。

 2006年アルゼンチン共和国杯(G2)をトウショウナイト、2008年新潟記念(G3)をアルコセニョーラ、2016年福島記念(G3)や2017年関屋記念(G3)と小倉大賞典(G3)を制したマルターズアポジーとのコンビで名を馳せた武士沢騎手。G1勝利こそ縁がなかったが、真摯に競馬に向き合う姿は多くのファンから支持を得た。

「武士沢チャレンジ」のラストチャンスを見逃すな

 その一方、穴馬に騎乗することの多かった騎手だけに、一部のファンの間では「武士沢チャレンジ」を楽しむ買い方も密かに人気だった。その内容とは、「武士沢騎手が騎乗する馬の馬券をひたすら買い続ける」だけというシンプルなものである。

 実際、人気馬をしっかりと走らせ、人気薄の穴馬を激走に導く武士沢騎手だけに、思わぬ高配当をゲットすることもある。騎乗機会はそれほど多くないが、そういう意味でも“財布に優しい騎手”だったといえるだろう。

 ただ、そんな「武士沢チャレンジ」を本人も知っていたことについては、ファンも驚かされたのではないか。

 というのも、7日に『東スポレースチャンネル』で公開された動画内で、引退発表後の気持ちについて武士沢騎手がインタビューに答えた際、突然の引退を申し訳ないと謝罪するとともに「武士沢チャレンジ」してくださいとファンにメッセージを送ったからだ。本人の話によると、「僕あんまりそういうの見ないんですけど聞いてはいました」とのこと。密かに楽しんでいた一部のファンたちとしても、認知してもらえていたことが分かったのは、嬉しい誤算だったかもしれない。

「実は私もちょくちょく馬券を買わせてもらっていました。個人的な話になるんですけど2016年の天皇賞・春(G1)をキタサンブラックが優勝したときのWIN5でちょっと大きいのを的中したことがあるんです。

このときの対象レースの1レース目が東京の晩春S(1600万下・当時)で、5番人気だった武士沢騎手のテルメディカラカラが穴を出してくれたんですよ。それからは武士沢騎手の騎乗馬を見掛けると、いつも気になるようになってしまいました」(競馬誌ライター)

 そんな頼れる武士沢騎手の馬券を購入できるのも今週末が最後。正真正銘最後のチャンスとなるため、こちらで紹介しておきたい。

■3月9日(土曜中山)
2Rダイチジェム
3Rガトーマロン
4Rワカメチャン
5Rジューンブライダー
9Rシグナルファイアー

■3月10日(日曜中山)
2Rインヘリタンスエス
3Rテイエムエール
5Rオリジナルオリジン
8Rリネンマンボ
9Rピンクジン
12Rキーチズカンパニー

 土曜のワカメチャンはアナゴサンでも知られる内田玄祥オーナーの所有馬で、某国民的アニメを意識した馬名にも注目が集まりそう。好走の期待が持てそうなのは、日曜2Rのインヘリタンスエス、9Rのピンクジンあたりだろうか。

GJ 編集部

GJ 編集部

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