真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.07.10 18:26

オルフェーヴル産駒JRA初勝利! 距離が伸びた時が今後の焦点か
編集部

三冠馬・オルフェーヴルの初年度産駒が、ようやくJRA初勝利を上げた。
9日に開催された函館競馬の第5レースで、オルフェーヴル産駒のクリノクーニング(牡2歳、栗東・栗本博晴厩舎)がレコードタイムを記録して優勝した。母馬は現役時代に1600万下で活躍したクリノビスケット。同馬を所有するのは ”クリノ”の冠名でおなじみの栗本博晴氏だ。
レースはややバラけた形でスタート。クリノクーニングは3番手につけ、機をうかがう。4コーナー回って、外に持ち出されたクリノクーニングは先頭との差を詰めはじめる。そして、直線に入ると先を行く2頭を次々に交わしてトップに立ち、そのままゴール板を駆け抜けた。タイムは1:49.7秒。これは、昨年の新馬戦でタガノアシュラがマークしたタイムを0.2秒更新する2歳コースレコードだ。
騎乗した北村友一騎手は、「気性が前向きでカリカリしているかなという感じ」と話したものの、実際のレースでは「折り合ってリズム良く運べた。4角もスムーズについていけたし、いい反応を見せてくれた」と振り返っている。
これまでオルフェーヴル産駒は、モカチョウサンが4着、デュークストリートが10着、マイネルミシシッピが14着、そしてラブザワールドが7着とイマイチな成績。同じく今年、初年度産駒が中央デビューを果たしたロードカナロアの産駒は、6月の新馬戦を勝ち上がったステルヴィオに続き、すでに3頭が勝ち上がりと快調なスタートを切っている。他にも2着が1頭、3着が3頭、4着が1頭と次走で勝ち上がりが期待できる産駒も多い。ロードカナロアが早くも存在感を見せつけているのに比べて、オルフェーヴルは少々分が悪い。
PICK UP
Ranking
11:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬