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ゴールドアクターが「秋まで休養」にガックリ……春の「過ごし方」を失敗したグランプリホースに愚痴が止まらない?

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go-rudoakuta-.jpgゴールドアクター(競馬つらつらより)

 5日に行われた天皇賞・春(G1)で、1番人気ながら12着に敗れたゴールドアクターが、秋まで休養することがわかった。

 管理する中川公成調教師によれば「宝塚記念の時季は暑いから」とのこと。期待された6月末の宝塚記念への出走はこれでなくなることとなった。秋はオールカマーから始動し、ジャパンカップ、有馬記念のローテを考えているようだが……。

 関東馬だけに、これまで基本的に東京競馬場、中山競馬場を主戦場としてきたゴールドアクター。前走の天皇賞は約1年ぶりの遠征競馬だったが、良い結果を残すことはできなかった。宝塚記念も阪神競馬場で開催ということもあり、「輸送競馬」を嫌った格好だろうか。

 ただ、昨年は2000m~2500mのレースに出走し「全勝」という成績を収めたゴールドアクター。2200mで行われる宝塚記念はもってこいの舞台と思われるだけに残念である。

 むしろ前走の天皇賞は3200m、実績や血統面からもベストとは言い辛い舞台であり、外枠や引っかかった影響もあっただろうが完敗を喫した。結果論ではあるが、どちらかといえば宝塚記念を目標に天皇賞回避のほうが同馬らしかったのではとも思えてくる。

 今回の回避理由は「暑いから」ということだが、それなら天皇賞が開かれた5月の京都競馬場も暑かったのではないか……などなど、とにかく愚痴をこぼしたくなってしまう。それはファンも同じではないか。

 それだけゴールドアクターへの期待は大きいということだ。好位から確実な抜け出しという「古き良き競走馬」のようなレースぶりで重賞勝利を積み重ね、中小牧場生産ながらグランプリホースにまで上り詰めた同馬には、ロマンがある。

 輸送や気温、その気性などから今回は休養の判断をされたゴールドアクター。天皇賞・秋への出走予定も現状ないようだが、秋古馬3冠でその姿を見たいものである。

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