GJ > 競馬ニュース > 大江原比呂が「魔法少女」に大変身?
NEW

大江原比呂が「魔法少女」に大変身!? 注目の良血馬もデビュー、「独断と偏見」で選ぶオススメ2歳新馬たち

【この記事のキーワード】, ,

大江原比呂が「魔法少女」に大変身!? 注目の良血馬もデビュー、「独断と偏見」で選ぶオススメ2歳新馬たちの画像1 先週で函館開催も終わり、今週末から札幌、福島、小倉の3場開催へ替わる。各地で2歳新馬戦が組まれており、来春のクラシックを目指す期待馬たちがスタンバイ。今回は20日にデビュー予定の2歳馬から注目馬をピックアップしてみたい。

■札幌5R・メイクデビュー札幌(ダート1700m)

 世間では激辛チップスを食べた高校生が体調不良を訴え病院に搬送されたニュースが話題となっているが、モレポブラーノ(牡2、栗東・庄野靖志厩舎)は、いい意味での注目馬だ。

 馬名の意味である「唐辛子をベースにしたメキシコ伝統料理」から察しがつくかもしれないが、本馬は母にハラペーニョペパー(辛みの強い青唐辛子)、祖母にレッドチリペッパーを持つ“激辛一族”の出身である。父マインドユアビスケッツは先週の函館記念(G3)を優勝したホウオウビスケッツを輩出。乗れている鮫島克駿騎手とのコンビは注目したい。

■小倉5R・メイクデビュー小倉(芝1800m)

 9頭立てと頭数は少ないが、松山弘平騎手騎乗のグレインワーク(牡2、栗東・池添学厩舎)は、2022年の小倉大賞典(G3)を優勝し、武豊騎手とのコンビで同年の大阪杯(G1)で3着に入ったアリーヴォの半弟。ウシュバテソーロを出したオルフェーヴル産駒ということもあり、ダートに転じても活躍を期待できそう。

 ジュンライデン(牡2、栗東・友道康夫厩舎)は、レイデオロの産駒。半兄にワーケアやサトノグランツのいるなかなかの良血だ。

■福島5R・メイクデビュー福島(芝2000m)

 丸山元気騎手騎乗のヴィジョンメーカー(牡2、美浦・林徹厩舎)は、父ルーラーシップ×母タッチングスピーチ(母父ディープインパクト)というなかなかの良血。母は15年のローズS(G2)で二冠牝馬ミッキークイーンを破って7番人気で優勝した。

 菅原明良騎手騎乗のファイアリーホット(牡2、美浦・和田勇介厩舎)も兄に現役馬アラタと面白い存在である。

 追い切りで超抜時計を出して人気を集めそうなピコチャンブラック(牡2、美浦・上原佑紀厩舎)もこのレースでデビュー予定だ。

■福島6Rメイクデビュー福島(芝1200m)

 なんといっても「珍名馬」の1頭としてひときわ目立つのは、大江原比呂騎手とのコンビが楽しみなマホウショウジョ(牝2、美浦・奥平雅士厩舎)。馬名の由来がそのまま「魔法を使える女の子」というのも面白い。

 その名の通り、アメリカのカリフォルニア州で生まれた父カリフォルニアクロームは米クラシック二冠馬で、現役時代にG1・7勝を挙げた名馬。日本でデビューした産駒はまだ目立った活躍をしていないが、種牡馬としての可能性はまだまだ未知数だ。

 ただ、マホウショウジョのきょうだいには、紅一点の牝馬として21年の菊花賞(G1)で3着に善戦したディヴァインラヴ(父エピファネイア)、昨年のプリンシパルS(L)を制したパクスオトマニカ(父ヴィクトワールピサ)、今年の阪神大賞典(G2)でテーオーロイヤルの2着だったワープスピードらもいる。

 デビュー戦の手綱を任される大江原比騎手が51キロの斤量で騎乗することも魅力。魔法少女と女性騎手のコンビで人気薄の下馬評を覆す大変身を見せられるか。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

大江原比呂が「魔法少女」に大変身!? 注目の良血馬もデビュー、「独断と偏見」で選ぶオススメ2歳新馬たちのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. もう「知らんけど」じゃすまない5戦連続1番人気!デビュー戦で藤田菜七子が騎乗した珍名馬がエリザベス女王杯参戦か
  2. 天皇賞秋前日にドウデュースのような豪脚一閃!DMMから登場した無敗の3歳馬に超大物の片鱗
  3. 10月東京「3着以内率42.9%」絶好調ベテランジョッキーの神騎乗!「集中力を切らさないように」20戦連続「凡走続き」単勝131.8倍が激走
  4. 武豊「これが本来のドウデュース」最強ライバル凌いだ32秒5!ディープインパクト、イクイノックスも未踏の快挙に挑戦権ゲット
  5. プロが教える「万馬券ゲット」必勝法!? まさかの11番人気「大本命」三連単10点で18万馬券ゲットのわけ
  6. 波乱必至のアルゼンチン共和国杯で買うべき激推し穴馬2頭!クロミナンスはピーク越えか,,,最低人気で141万馬券を演出したメイショウブレゲの激走再び!?
  7. JRA「支配者ノーザンと対立」で勝利激減の名調教師……「こだわり」が弊害、しかし”例外”もある
  8. 【菊花賞】武豊「絶縁」から和解した救世主と見学回避!ルメールのお下がりでも戸崎圭太より不気味?
  9. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  10. 「怒りの矛先は騎手でもいいよ」ダノンデサイル調教師の“横山典弘愛”が凄い!「競馬だから仕方ない」「最悪の流れ」呼び込んだ浜中俊の選択