真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.07.23 10:31
【クイーンS(G3)展望】アドマイヤリードVSアエロリット!今春の府中マイルG1を制した新旧女王が真夏の北海道で激突!
編集部
ヴィクトリアマイル2017(競馬つらつらより)30日には札幌競馬場の開幕と共に、真夏の牝馬限定重賞クイーンS(G3)が開催される。近年は秋の飛躍を目指す上がり馬の台頭が目立っているが、今年は春のG1戦線を制した2頭が激突。秋G1を占う、ハイレベルなメンバー構成となっている。
秋G1、そして一線級の牡馬との対決に向け、ここで貫録を見せつけておきたいのが今春のヴィクトリアマイル(G1)を制したアドマイヤリード(牝4歳、栗東・須貝尚介厩舎)だ。
2歳夏のデビュー戦から評判馬のシルバーステートを下すなど、素質の片りんを見せていたアドマイヤリード。3歳春は桜花賞だけでなくオークスにも出走するなど、適距離から離れた分やや出世が遅れたが、古馬になった今年から本格化。条件戦を連勝すると、阪神牝馬S(G2)では、出遅れながらも内から鋭く伸びて2着を確保。賞金を上積みして春の女王決定戦に挑むことができた。
迎えたヴィクトリアマイルは、いつも通り後方からの競馬。内枠を活かして勝負所でポジションを上げると、最後の直線では狭いところを割って突き抜けた。主戦のC.ルメール騎手の好騎乗もあったが、内容的にも充実したもの。いよいよ完全な本格化をうかがわせるものだった。
ヴィクトリアマイルの後は、一端休養に出ると早めに函館入り。ここまでじっくり調整されてきた。さすがに目標はまだ先となるが、管理する須貝尚介調教師も「雰囲気はいい」と好感触を得ている様子。初の洋芝がポイントだが、ステイゴールド産駒だけに適性はありそうだ。
そんな古馬女王に胸を借りたいのが、今春のNHKマイルC(G1)で牡馬を退けて3歳マイル王に君臨したアエロリット(牝3歳、美浦・菊沢隆徳厩舎)だ。
PICK UP
Ranking
11:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは















