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武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由

武豊騎手 撮影:Ruriko.I
武豊騎手 撮影:Ruriko.I

 今週末の24日は、東京競馬場で第44回ジャパンC(G1)が開催。レース創設当初は海外の強豪相手に苦戦した日本馬だが、全体のレベルアップと高速化の進む馬場の援護射撃もあってか、近年は外国馬の勝利はなし。最後に外国馬が優勝したのは2005年のアルカセットまで遡る必要があるのだから、もう19年もの間日本馬の連勝が続いている。

 こちらについては、欧州に遠征した日本馬が苦戦を強いられている状況と同じでホームとアウェーの違いが大きい。もちろん、日本馬が世界トップクラスの実力を各地で証明していることも確かであり、かつてほど賞金的な魅力のないジャパンCに出走するメリットがないと判断する陣営が増えたことも大物の来日が減った背景にあるだろう。

武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる

 しかし、今年に関しては例年とは少々異なる。というのも欧州育ちのディープインパクト産駒オーギュストロダン、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英G1)を制したゴリアット、独G1馬ファンタスティックムーンが出走を予定しているからだ。

 話題性と注目度の高さでは“里帰り”するオーギュストロダンだが、逆のパターンで期待された凱旋門賞(仏G1)でシンエンペラーが実力を発揮することなく敗戦したことも記憶に新しい。こればかりは実際に走ってみなければわからない。独G1馬ファンタスティックムーンの場合も、1995年のジャパンCをドイツ馬のランドが優勝した事例もあるが、当時と現在の馬場は異なるため、重い馬場を得意とするドイツ馬にとって不利な条件といえる。

 これに対し、ゴリアットには間接的にずば抜けた実績がある。すでにG1・6勝を挙げているオーギュストロダンに見劣るとはいえ、同馬が唯一勝利しているG1のKG6世&QESに出走していたメンバーがタダモノではないのだ。

 現実に直接対決でオーギュストロダン(5着)を下しただけでなく、2馬身1/4差の2着ブルーストッキングは今年の凱旋門賞馬。そこからさらに3馬身1/4離された3着レベルスロマンスは、ドバイシーマクラシック(G1)でシャフリヤールやリバティアイランドを退け、ブリーダーズCターフ(米G1)も優勝した。そもそもKG6世&QESに出走した9頭中7頭がG1馬であり、まさに世界最高峰のレースだった。

 馬場適性という意味では、日本馬が相性のいいドバイやアメリカで結果を残したレベルスロマンスが来日するようなら脅威だったが、アスコットで強さを見せたゴリアットもマイルCS(G1)でチャリンが善戦したなら京都よりも東京の方が走りやすいはず。秋古馬三冠を目指す武豊騎手とドウデュースにとって最強の刺客となるかもしれない。

GJ 編集部

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