真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.08.16 14:23

凱旋門賞(G1)最有力馬アルマンゾルがまさかの大敗……体調戻らず、格下馬相手の最下位惨敗に「引退」の声も
編集部

昨年の英チャンピオンSの覇者で、今年の凱旋門賞で有力視されているフランスのアルマンゾル(牡4歳、仏・J.ルジェ厩舎)が復帰戦を大敗したことが話題となっている。
昨年、仏ダービーを含む5連勝を達成し、フランスの最優秀3歳牡馬に選出されたアルマンゾル。愛チャンピオンSと英チャンピオンSでは、昨年の凱旋門賞馬ファウンドを退けての勝利だったこともあって、主要ブックメーカーは今年の凱旋門賞においてエネイブルと並ぶ1番人気に評価していた。
さらなる飛躍を期待された今シーズン。しかし、体調面がなかなか整わず、7月に予定されていた復帰戦は見送りに。結局、今月15日に仏ドーヴィル競馬場で開催されたゴントートビロン賞(G3)で復帰することとなった。
芝2000mのレースは6頭立てで行われ、出走メンバー中、唯一のG1馬だったアルマンゾルは圧倒的な人気に推された。しかし、日本でもお馴染みのC.スミヨン騎手と共に6頭が団子のまま最後の直線に入ったが、アルマンゾルのペースが上がらない。結局、集団について行くのがやっとという形で、最下位(同着)でゴールした。
この結果からも明らかに調整不足だったことは否めないが、着順ほど負けたわけではなく、着差は勝ち馬から3、4馬身程度。大きく負けなかったことは不幸中の幸いといえるが、逆にレース中で特にアクシデントもなく、堅実に走って普通に負けたようにも見える敗戦を不安視する声もある。すでに一部からは、引退説も囁かれているようだ。
PICK UP
Ranking
23:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【ヴィクトリアマイル(G1)予想】ナミュールから6点で万馬券狙い! マスクトディーヴァは持ちタイムに不安ありで消し! 高速決着に対応できる穴馬で勝負
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA「馬が走ってくれません」スタート直後の“レース拒否”に大反響!? 三浦皇成も打つ手なし……未勝利馬がまさかの「自己主張」で1か月の出走停止処分
- 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA出鼻をくじかれた「16億円」の大勝負……。「神の馬」の二の舞だけは避けたい日高に朗報!? 海外からのニュースに関係者も安堵か
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- 「空前の競馬ブーム」巻き起こしたオグリキャップ…ぬいぐるみはバカ売れ、見学ツアーも大人気、「ビジネスチャンス」生かしたオーナーの慧眼【競馬クロニクル 第64回】
関連記事
凱旋門賞挑戦のサトノダイヤモンドにまたも試練……欧州の「天才少女」エネイブルに続き、13年ぶりの「欧州3歳牝馬マイル三冠」ウィンターも参戦か
サトノダイヤモンド凱旋門賞制覇に黄色信号!? 世界的怪物スノーフェアリー以来7年ぶりに「英・愛オークス5馬身圧勝」の超大物”天才少女”現る
武豊騎手「エアスピネルの鬱憤」を北九州記念で晴らす!? ダイアナヘイローと狙う「20年ぶり制覇」とは
「雷神」モレイラ騎手が今年も堂々登場! 「日本馬で海外G1勝ちまくり」の存在感変わらず、札幌記念ではあの素質馬に騎乗
エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは