真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.07.19 08:42
サトノダイヤモンド凱旋門賞制覇に黄色信号!? 世界的怪物スノーフェアリー以来7年ぶりに「英・愛オークス5馬身圧勝」の超大物”天才少女”現る
編集部

15日(現地時間)、アイルランドのカラ競馬場で愛オークス(G1)が行われ、1番人気のイネーブル(牝3歳、英・J. ゴスデン厩舎)が5馬身半差で圧勝した。なお、イネーブルは先月の英オークス(G1)に続いてのG1制覇となった。
今年の英ダービーを勝ったウイングスオブイーグルスが故障により引退し、G1タイトル7勝を誇る名牝マインディングも今月に引退表明。昨年の仏ダービー馬で本命候補のアルマンゾールも今年ここまで未出走と、混迷を極めていた今年の凱旋門賞戦線。
昨年の覇者ファウンドもすでに引退しており、日本を代表して出走するサトノダイヤモンドにとっては”追い風”が吹いていたのだが、ここにきて英国の”天才少女”が大きな壁となって立ちはだかることとなった。
ここまで5戦4勝。調教師は世界屈指の名伯楽となるJ.ゴスデン。騎手もその実力が日本にも轟いているL.デットーリと「世界最強コンビ」が送り出したイネーブル。
キャリアわずか3戦で挑んだ英オークスでは、最後の直線で1番人気馬と一時叩き合いになったが残り200mで突き放すと、最後は5馬身差をつけてゴール。なお、勝ち時計はエプソム競馬場で行われた英オークスのレコードを27年ぶりに更新している。
また、続く愛オークスでは2番手につけると、最後の直線であっさりと抜け出した。その後は後続を突き放す一方。最後はデットーリ騎手が追うのを止めたままゴールしたが、後続には5馬身半の大差がついていた。英・愛オークスのダブル制覇は2010、11年のエリザベス女王杯(G1)を連覇したスノーフェアリー以来、7年ぶりの快挙となる。
PICK UP
Ranking
11:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
- 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
- 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは














