GJ > 競馬ニュース > 凱旋門賞の最有力馬が大敗  > 2ページ目
NEW

凱旋門賞(G1)最有力馬アルマンゾルがまさかの大敗……体調戻らず、格下馬相手の最下位惨敗に「引退」の声も

【この記事のキーワード】, ,

「なんというか、終始覇気が感じられなかったですね……。直線に入っても口向きが悪く、本気で走っているようには見えませんでした。約10カ月ぶりのレースなので、感覚が戻っていなかっただけの可能性もありますが、相手がかなりの格下だっただけにショッキングな敗戦でしたね。現状、陣営からは今後について何も聞かれませんが、目標としている凱旋門賞を取りやめる可能性もありそうです」(競馬記者)

 レース前、アルマンゾルを管理するルジェ調教師は「ローテーションに変更はない」とコメントし、9月9日の愛チャンピオンSから10月1日の凱旋門賞に向かうとしていた。だが、この敗戦はさすがに予想外だったのではないだろうか。主要ブックメーカーはすでに本命候補だった本馬を伏兵陣の1頭に”格下げ”している。

 今年の凱旋門賞戦線は現在のところ英、愛オークスを勝利し、キングジョージ6世&QESも連勝したエネイブルが、アルマンゾルを押し退けて最有力とされている。他にもG1を4連勝中のウィンターなど、3歳牝馬がリードする形だ。

 その一方で、キングジョージ6世&QESでエネイブルに敗れた昨年の凱旋門賞2着馬ハイランドリールを始め、今回のアルマンゾルのショッキングな敗戦、さらには日本のサトノダイヤモンドの天皇賞・春での敗戦など、古馬牡馬陣が苦しい立場に立たされている状況だ。

 過去5年で牝馬が4度勝利しているように、もともと凱旋門賞は牝馬が有利なレース。果たして、このまま今年も牝馬が世界の頂点に立つのだろうか。19日に日本を出国し、来月10日のフォワ賞(G2)から本番に向かうサトノダイヤモンドの奮戦が期待される。

凱旋門賞(G1)最有力馬アルマンゾルがまさかの大敗……体調戻らず、格下馬相手の最下位惨敗に「引退」の声ものページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. エリザベス女王杯「単勝430.6倍」大激走に19歳ジョッキーも「本当に信じられません」。 武豊1番人気がまさかの結末で生まれたJRA・G1最高配当【競馬クロニクル 第30回】
  9. 「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは