GJ > 競馬ニュース > 競馬界は「海外なら武豊」状態
NEW

今の競馬界は「海外なら武豊」状態! BC参戦ヌーヴォレコルトの騎乗も決まり、これまでの「積み重ね」が花開いた?

【この記事のキーワード】, ,
takeyutaka0108xs.jpg

 一昨年のオークス馬・ヌーヴォレコルトが、11月にアメリカ・サンタアニタ競馬場で開催されるブリーダーズCフィリー&メアターフ(G1)に挑戦することがわかった。騎乗は武豊騎手だが、同騎手はコパノリッキーでもブリーダーズC(出走レース未定)で参戦を予定しており、アメリカ競馬最高峰の祭典で2つのレースに騎乗することとなりそうだ。

 ヌーヴォレコルトといえば、国内では岩田康誠騎手の印象が強いが、前走の香港クイーンエリザベス2世C(G1)から武騎手が騎乗。結果は6着だったが、牡馬相手という点を鑑みれば、牝馬限定のブリーダーズCフィリー&メアターフならチャンスもあるかもしれない。

 武騎手といえば、以前本サイトでもご紹介した通り、今年はとにかく世界中を遠征する予定。香港のヌーヴォレコルトを皮切りに、ラニで米ケンタッキーダービーに出走、今後もエイシンヒカリで欧州遠征を控え、その上で国内のレースにもガッツリ騎乗するのだから驚きだ。春の忙しさは相当なものだが、秋もまるでハリウッド映画の「ワールドプレミア」のごとく海外を飛び回る可能性がある。

 ここ最近の競馬界は「海外遠征なら武豊」という印象が強い。エイシンヒカリやコパノリッキーはもともと武騎手のお手馬だったが、コパノリッキーの騎乗があるにせよヌーヴォレコルトのアメリカ遠征にも白羽の矢が立つというのはさすがである。

 もともと武騎手は若い頃から海外遠征に積極的。ムーランドロンシャン賞やドバイデューティーフリーなど、これまで制した海外重賞は20を超えている。2001年にはフランスに長期遠征するなど、その経験は日本人騎手の中ではダントツだ。目先の国内勝利にとらわれず(もちろん勝ちまくっているが)、世界に目を向けてきた積み重ねが今高く評価されているということだろう。

 今年の武豊騎手は、これまで以上にワールドワイドだ。同じ日本人としてなんとも誇らしい。これに続く騎手が増えることを祈りたい。
(文=利坊)

今の競馬界は「海外なら武豊」状態! BC参戦ヌーヴォレコルトの騎乗も決まり、これまでの「積み重ね」が花開いた?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
  6. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  7. JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
  8. 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
  9. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬