真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.09.10 07:42
佐々木主浩氏ヴィブロスなど「G1級メンバー」が府中牝馬S(G2)に集結! 超一流の中距離馬とマイラーが激突する「1800m」のG1昇格は?
編集部
とはいえ、仮にもし毎日王冠や中山記念がG1昇格したとしても現行のプログラムでは、やはり天皇賞・秋や大阪杯といった2000mのレースの前哨戦というイメージの枠を出ないだろう。しかし、それではG1に昇格する意義があまりないように思える。JRAもその辺りを懸念しているからこそ、なかなか重い腰を上げないのかもしれない。
ならばいっそのこと、順序を逆にしてはどうだろうか。つまり、2000mやマイル戦の後に1800mのレースを作るということだ。
例えば、近年有力外国馬の出走が芳しくなく、存在意義が問われ始めているジャパンCを1800mにして、天皇賞・秋とマイルCS組が合流して1800mで争うような仕組みを作る。レース賞金は従来のままで、両競走の上位3着以内に優先出走権をつければ、相当ハイレベルなメンバーが見込めるのではないだろうか。
海外馬にしても2400mでは凱旋門賞やブリーダーズCターフなどが先にあるため、そちらを優先してしまいがちの現状。だが、超一流の価値を持つ1800mのレースは、まだそう多くないはずだ。上手くいけば春のドバイターフ、秋のジャパンCとして、世界的な需要が生まれるかもしれない。日程次第では、12月の香港Cと香港マイルを使う外国馬の前哨戦の機能も果たせるかもしれない。
いずれにせよ、今年の毎日王冠や府中牝馬Sの出走メンバーの充実ぶりを見れば見るほど、前哨戦のまま開催しているのが惜しい気がするのは筆者だけではないはずだ。一線級の中距離馬とマイラーが激突する1800mのレースを、ファンのためにもっと有効に活かせる手段はないのだろうか。
PICK UP
Ranking
11:30更新- C.ルメールが「過怠金」横山典弘が「騎乗停止」に賛否両論!? 覚悟の突撃と不可抗力…JRAの一貫した判断とは
- J.モレイラ、日本ダービー「本命」はレガレイラを破った4.5億円ホース!? 皐月賞2着コスモキュランダ乗り替わり発表から、鮮やかな優駿切符ゲット!
- 25年ぶりのJRA最多勝記録更新も視野!? 川田将雅に匹敵する3着以内率62.2%…今「最も信頼できる騎手」森一馬が凄い!
- 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 【NHKマイルC】アスコリピチェーノ主戦を背に追い切りも【日本ダービー】武豊がキタサンブラック弟と挑む最多7勝目【週末GJ人気記事ぶった斬り!】
- C.ルメール「がっくり」まで繰り返さなくても!? 3歳マイル王ジャンタルマンタルが「あの名マイラーにそっくり」と話題
- “リバティアイランドは怪我で回避”最強牝馬不在が意味するもの。ヴィクトリアマイルで社台グループの深すぎる内部事情!
- 「絶妙ラップ」でメジロパーマー以来32年ぶり快挙!成績不振&名伯楽からの卒業…ピンチをチャンスに変えた「花の35期生」新人王
- 【日本ダービー】「力があるね」「大したもん」田原成貴氏&安藤勝己氏も高評価!打倒ジャスティンミラノに「最大の惑星」が名乗り
- フォーエバーヤング「大接戦3着」でますます加速!? 3歳ダートNo.1の歴史的快挙を手放しで喜べない事情
- 武豊「16戦1勝」でもノットゥルノで存在感!ボンドガールは不完全燃焼も…藤岡康太のバトン引き継ぐナミュールとリベンジへ