GJ > 競馬ニュース > 新生シュヴァルグラン  > 2ページ目
NEW

大魔神・佐々木主浩氏も心配!? キタサンブラックも巻き込まれた「魔のレース」の”呪い”に新生シュヴァルグランも要注意?


 果たして、その原因は激戦による疲労なのか。それとも単なる偶然のイタズラなのか……。中でも象徴的なのは、この天皇賞・春をスーパーレコードで制したキタサンブラックが、次走の宝塚記念(G1)で信じられないような敗戦を喫したことだろう。単勝1.4倍を背負ってのショッキングな敗戦は、今なお多くの競馬ファンの記憶に残っているはずだ。

 その際、演歌界の大御所・北島三郎オーナーが「この前(天皇賞・春)も多少走っているし、その前(大阪杯)も勝たせてもらって、馬も疲れている。『疲れてる』と俺に言いたかったんじゃないかな」と相当な疲労が溜まっていたことを示唆。やはり、激戦の疲労は確実に残っていたようだ。

 また、このレースで3着だったサトノダイヤモンドも、この秋は凱旋門賞制覇を目指してフランスに遠征したが、前哨戦のフォワ賞(G2)、本番の凱旋門賞(G1)ともに良いところなく敗戦。欧州の重い馬場に苦しんでいた姿が印象的だったが、やはり本来の走りではなかった。

 さらに4着のアドマイヤデウスこそ豪州に移籍となったが、5着のアルバートは秋初戦のオールカマー(G2)で7着に惨敗。さらにコンディション不良で、予定していたメルボルンC(G1)遠征を断念している。

 また6着に敗れた昨年の皐月賞馬ディーマジェスティも、疲労のために予定していた宝塚記念を回避。未だ休養中の身で、秋のプランは白紙のままである。7着のゴールドアクターも宝塚記念(G1)こそ2着に好走したが、この秋はトモに疲れが出たという理由で予定されていたオールカマー(G2)を回避。ジャパンCを目指して調整されているが、出走できるかは未定だ。

 一方で、このレースで13着、15着に大敗したタマモベストプレイとヤマカツライデンは、この夏の函館記念(G3)で揃って激走し、3連単91万馬券の大波乱を演出。今年の天皇賞・春は、競馬史に残る激戦を演じた上位陣よりも、むしろ早々に脱落してダメージが少なかった大敗組の方が後々好結果を残すという、偶然にしてはなんとも皮肉な状況が生まれている。

大魔神・佐々木主浩氏も心配!? キタサンブラックも巻き込まれた「魔のレース」の”呪い”に新生シュヴァルグランも要注意?のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  2. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
  10. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛