真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.17 07:31
皐月賞馬アルアイン「菊花賞仕様」に思う”最強”調教師は、馬を「変える」池江泰寿か「変えない」藤沢和雄か……東西トップトレーナー「超一流の流儀」
編集部
幸い、日本競馬は芝の直線1000mから3600mに加え、ダートレースや障害レースなどバリエーションの豊富さは世界有数だ。したがって師の「変えない」スタイルはある意味、日本の競馬に適合しているといえるだろう。
「馬の適性に合わせたレースを使う」。一見、どの調教師も当たり前のように行っていることのように思える。しかし、藤沢調教師のスタイルへのこだわりは、もはや「信念」の領域に達していると述べても過言ではない。何よりも、それで結果を残している以上、師の「馬の適性を見抜く力」は、歴代の調教師の中でも突出しているのではないだろうか。
今でこそ、秋の天皇賞に3歳馬が出走することは当たり前になりつつあるが、1996年にその扉を開き、3歳馬として初優勝を飾ったのが、藤沢厩舎の管理馬バブルガムフェローだった。師はその後もシンボリクリスエスを送り込み、再び天皇賞・秋を制覇。両頭とも3000mの菊花賞を嫌っての、つまりは「馬の適性」に合わせての古馬挑戦だった。
ちなみに3歳馬で天皇賞・秋を勝ったことがある調教師は、未だ藤沢和雄だけである。
その強いこだわりは、今年も如実に現れている。「2400mがベスト」と評するダービー馬レイデオロが、菊花賞を回避してジャパンC(G1)へ向かい、「広いコースが向いている」と評したソウルスターリングに至っては、京都内回りコースの秋華賞(G1)を嫌って、広い東京で行われる天皇賞・秋(G1)に向かう予定だ。一見型破りな選択だが、適性を見抜く自信がなければできない選択といえるだろう。
自らの信念に則り、これだけ個性的な使い方をしながらも現役最多のJRA通算1367勝(10月16日現在)を誇る藤沢調教師。他に現役で1000勝を超えている調教師はおらず、まさに武豊騎手と並んで”現役レジェンド”といえる存在だ。
「2400mでも少し長いかもしれないくらいで、ベストは2000m前後」
PICK UP
Ranking
11:30更新
元JRA藤田伸二氏「勝ちにいってない」のに武豊の代打・池添謙一に賛辞を送った理由。メイケイエール“アドバイス通り”のレースぶりにご満悦?
JRA「頭の中を見てみたい」武豊ですら手を焼いたエアシャカール! 天皇賞・春(G1)テイエムオペラオーを倒して挑んだ大一番、「最弱」といわれた二冠馬のあくなき挑戦
天皇賞・秋の3歳馬リアル通信簿。ジオグリフがイクイノックス、ダノンベルーガを上回る決定的データ- M.デムーロ「トホホ」な小倉遠征…加害者となった1時間後に被害者へ
- 大魔神・佐々木主浩氏「悲願」日本ダービー制覇へ大前進!? 超良血馬が有力候補に
- 蛯名正義、横山典弘が喜びを分かち合った「唯一無二」のオークス同着…アパパネとサンテミリオンが繰り広げた「長過ぎる直線」の攻防【競馬クロニクル 第56回】
- JRA川田将雅「一度も勝てなかった」大本命が苦しい立ち位置、吉田隼人と同期の絆が話題も…… 競馬学校時代「20期エース」の今
- 【武豊、ルメールの逆襲か!?】JRA大阪杯は「机男」北村友一が初のG1制覇で大波乱!桜花賞で「机男」に勝算は?
- 武豊と有馬記念を振り返る。ドウデュースのラストラン勝つための条件、オグリキャップ、ディープインパクト、キタサンブラックに続く伝説となるか?
- JRAまさに“呪われた”1番人気!? 単勝売上「約30億円」が“死に金”に……、 波乱連発の今春のG1シリーズ10戦を徹底総括!!















