真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.10.23 19:29

JRA「史上最低」の菊花賞を襲った三重苦……証明された「ファンの動き」とは
編集部

22日に開催されたJRA菊花賞(G1)の売上が153億6185万3200円、京都競馬場の入場人員が3万1097人だったことがわかった。
売上は前年比88.8%でダウン。入場者数は56.7%と大幅ダウンとなった。ご存知のこととは思うが、今年の菊花賞は「こうなる」理由が多すぎた。
まず、戦前から言われていた「メンバーの質」だ。今年は日本ダービー上位3頭が出走せず、出走する期待馬が前哨戦でことごとく敗れる主役不在の展開。勝ち馬ではあるが、重賞未勝利のキセキが1番人気になったことが何よりの証明といえる。
この時点で「馬券的」な面白さしかない菊花賞だったわけだが、追い討ちをかけたのが「台風」だ。当日の京都競馬場風こそそこそこだったものの雨は土砂降り。ターフは全面水浸し状態で、全国的な雨のせいで当然ながら観客も競馬場はもとよりWINSにも足が向かない日となってしまった。
さらに、衆議院選挙の投開票日とも重なり、世間的な関心自体が菊花賞に向かない、という状況まで出来上がってしまった。どれ一つでも大ダメージだが、今回はまさに「三重苦」だったといえるだろう。
そして、この「史上最低の菊花賞」が証明した事実がある。
PICK UP
Ranking
23:30更新「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武豊騎手「パドック意味なし」発言に仰天……馬券購入セオリー「完全否定」のトップ騎手たちが語るパドック必勝法とは
- 田辺裕信「2歳新馬」お断り!? 未だ騎乗ゼロに隠された真意
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 武豊命名「5爺」に激震走るナンバー3の卒業…有馬記念でメジロマックイーンを撃破、迫られる「欠員補充」の最有力候補とは
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬