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武豊よりもキタサンブラックを知る男が「証言」!宝塚記念凡走を”予言”した敏腕厩務員が語る現役最強馬の「現状」は?

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 この春の宝塚記念直前、多くのメディアが大本命馬の万全を報道する中、『東京スポーツ』の取材に「自分からノッていくというか、内面からにじみ出てくるものがないんですよね。こういうことは初めてで……」と管理馬の状態を率直に語ったのが辻田厩務員だった。

 前年の年度代表馬でもあるキタサンブラックは、今や競馬界の顔役。そんな名馬が大本命でG1を迎えるにあたって、担当厩務員である自身の発言がどれほどの影響力を持つのか……辻田厩務員にわからないはずがない。普通なら、無難な発言に終始してもおかしくないところを、現役最強馬に最も接しているプロとしての率直な発言だった。

 結果的に、キタサンブラックは本来の走りを欠いて惨敗。無論、競走馬が物言えぬ生き物である以上、絶対に凡走したというわけではない。だが、辻田厩務員の勇気ある発言によって、馬券の損失を免れたファンも多かったのではないだろうか。

 そんな辻田厩務員が24日、『サンケイスポーツ』の取材に応えている。

 取材の主旨は武豊騎手へのインタビューだったが、それに関連して掲載されたコメントは実に興味深いものだった。「今思うと、宝塚記念の時は元気がなかったかな」と、やはり宝塚記念のコンディションがピークになかったと認めているのだ。

 立場上の”しがらみ”もあって、同記事の中で「(宝塚記念の)状態自体は、悪かったとは思わないよ。競馬だからね。こういうこともある」としか”言えなかった”武豊騎手とのコメントとは対照的だった。

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