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M.デムーロのJRA・G1神話は「ここ」で途切れる!? 現在「8戦連続」3着以内も「最大の試練」で弟の犠牲に?

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 今のデムーロ騎手には「天」さえ味方しているということだろうか。

 今週末こそJRAのG1開催は一休みしているが、来週12日に開催されるエリザベス女王杯(G1)では、モズカッチャンとコンビを組む予定のデムーロ騎手。海外G1馬のヴィブロスや、秋華賞で先着を許したディアドラやリスグラシューも出走を予定していることから、伏兵扱いが予想される。

 しかし、今のデムーロ騎手なら、それが「逆に美味しい」といえるだろう。強気に”心中”を決め込んでいるファンも少なくないはずだ。現在の「8戦連続」の記録をどこまで伸ばすのか興味は尽きない。

 だが、デムーロ騎手にとってモズカッチャンのエリザベス女王杯を上回る「最大の試練」は、すぐ傍まで迫っているようだ。

「19日に開催されるマイルCSのペルシアンナイトですね。今年の皐月賞2着馬ですが、マイル戦に矛先を向けた前走の富士S(G3)で、2番人気ながら5着に敗れています。そのレースを勝ったエアスピネルや2着のイスラボニータ、春のマイル王サトノアラジンなども参戦を予定しており、苦戦は必至と見られています。

 本来なら、デムーロ騎手が安田記念で3着したスプリント王のレッドファルクスも出走を予定しているのですが、今回は弟のC.デムーロ騎手が騎乗する予定。短期免許で来日している弟に花を持たせるではありませんけど、記録継続はここが最大のヤマ場になりそうです」(同)

 先週、弟のC.デムーロ騎手がJRA通算100勝を達成した際、そのセレモニーで自ら通訳に名乗りを上げた兄のM.デムーロ騎手。このレースでワン・ツーゴールと弟に勝利を譲った格好になったM.デムーロ騎手だが、実は弟がJRA初G1勝利を決めた2013年の桜花賞でも同じように2着でゴールしている。

 無論、どちらも勝利を譲ったわけではないが、マイルCSではレッドファルクスを譲らなければよかったという結果にならなければいいが……。まずは来週のエリザベス女王杯での9戦連続に期待したい。

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