真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.12.04 08:28

武豊が「ドタキャン」の借りを”神騎乗”で返す!? 愛するスマートレイアーの香港カップ(G1)で「有終の美」を
編集部
10月の京都大賞典(G2)では「南部杯と日程がダブっていますから、騎手の立場としてはその選択にも迷ったところです。ボク自身、そこは京都大賞典のスマートレイアーに乗せてもらうことにしました」と語っていた通り、同日に行われた南部杯(G1)のコパノリッキーの依頼を蹴っての騎乗。
さらに見事レースを勝利した際は、3歳牝馬のリスグラシューがお手馬に控えていながらも「7歳で今年がラストチャンスだと思うので、エリザベス女王杯でいい結果を出したいね」とこちらを優先するなど、武豊騎手の本馬に対する思いは相当なものだ。
昨年は2400mの香港ヴァーズ(G1)に武豊騎手とのコンビ参戦して5着に善戦。この秋も京都大賞典(G2)で、後のジャパンC(G1)の勝ち馬シュヴァルグランを完封したように、一見香港Cの2000mよりも、ヴァーズの2400mの方があっているようにも見えなくはない。
しかし、実は昨年の第1希望は香港マイルだった。それが除外となったために、泣く泣く香港ヴァーズに回った経緯がある。
レース後、武豊騎手が「2400mはベストの距離ではありませんでしたが、頑張りました」と語ったように、本質的にはやや長いのだろう。だが「シャティン競馬場の馬場は合いますね。また、この場に戻ってきたいです」と、確かな手応えを感じた一戦だったようだ。
あれから1年。京都大賞典を勝利したことで、今年は陣営が「去年はヴァーズにしか出走できなかった。本当に力を出せるのは2000m」と語る通り、第1希望に挑むことができた。ただ、香港Cは香港国際競走の中でも最も格式の高いレース。期待されたエリザベス女王杯の敗戦からも、厳しい戦いになることは間違いない。
しかし、ここまでの戦績を振り返っても牝馬限定戦より、むしろ牡馬との混合レースで真価を発揮してきたスマートレイアーだけに、立ち回り次第で”一発”が見込めるはずだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
府中の大ケヤキ、実は「偽名」だった!? 伐採試みた作業員が死亡、サイレンススズカも散った「魔の第3コーナー」の怪、ダービーが行われる東京競馬場の都市伝説に迫る
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 武幸四郎騎手に横山典弘騎手が「絶叫」!? 武豊騎手が明かしたアノ復活劇でのエピソードに見る、弟のキャラクター
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRA最高獲得賞金・テイエムオペラオー「行方不明」の実態。DQNファンの度重なる”異常行動”にゴールドシップやオグリキャップなど被害続々……
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 有馬記念に続き東京大賞典も「記憶力」が決め手…最強フォーエバーヤングから絞りに絞った2点で勝負!