真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.11.26 09:57

武豊「”口撃力”復活」でキタサンブラックに死角なし!? 「エアスピネル撃破」を称える”痛烈ジョーク”にM.デムーロ騎手もタジタジ?
編集部

「明日も、この調子で結果を出したいですね」
レジェンド完全復活へ――。手応えを感じさせる会心の勝利だった。25日に京都競馬場で行われた京都2歳S(G3)は、武豊騎手の2番人気グレイル(牡2歳、栗東・野中賢二厩舎)が優勝。来年のクラシックへ、そして鞍上は翌日のジャパンC(G1)へ大きな弾みをつけた。
8日の調教中に右膝の靭帯を落馬負傷し、コンディションが心配されていた武豊騎手。今週も土曜日4鞍、日曜日2鞍と騎乗数をセーブして挑んでいたことから、その騎乗ぶりが注目されていた。
この日初戦の4レースでは、いきなり1番人気で5着。ただ、これは最後の直線で前が塞がる不利があってのもの。加害馬に騎乗していたA.アッゼニ騎手は過怠金を支払う処分を受けており、不利がなければもっと際どい勝負に持ち込めていた。
続く6レースは9着、8レースも4着と結果は出なかったが騎乗ぶりは上々。少なくとも表面上の違和感はなく、騎乗にほぼ支障がないほど回復しているように見えた。
迎えたこの日のメインレースは、そんなレジェンドの”復活”を高らかに宣言する充実した内容だった。
芝の2000mを9頭立てで行われたレースは、1000m通過が61.7秒で流れる縦長の展開。武豊騎手のグレイルは、4番手を追走し、単勝1.7倍という圧倒的な1番人気に推されていたタイムフライヤーをマークする絶好のポジションをキープしている。
PICK UP
Ranking
11:30更新「最強マイラー」に降りかかった予想外の火の粉…「名義貸し」の発覚したオーナーは馬主資格をはく奪、不運の名馬トロットサンダー【競馬クロニクル 第41回】
JRA宝塚記念(G1)横山典弘「息子愛」でタイトルホルダー救った!? 好アシストに陣営からも感謝の声、横山和生が「最大のピンチ」を脱した裏側
浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- JRA今村聖奈「大ブレイク」の陰で悲痛な叫び。「何のために騎手になったのか」乗鞍激減、レース開催日に”お留守番”続出
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- JRAイチの「豪快王」小島太列伝。愛人、酒席トラブルあっても名騎手、名調教師の生き様に曇りなし