GJ > 競馬ニュース > 武豊「国民栄誉賞」?
NEW

武豊へ年内にも「国民栄誉賞」の可能性!?「W授与」が期待される羽生善治「永世7冠」に匹敵する「歴史的快挙」とは

【この記事のキーワード】, ,
武豊へ年内にも「国民栄誉賞」の可能性!?「W授与」が期待される羽生善治「永世7冠」に匹敵する「歴史的快挙」とはの画像1

 5日、渡辺明竜王との竜王戦を制し、史上初の「永世7冠」を達成した羽生善治棋聖に対し、早くも「国民栄誉賞」の声が高まっている。

 実際に9年前、羽生棋聖が永世7冠に王手を掛けた2008年には、時の政権が国民栄誉賞授与を検討した経緯がある。残念ながら敗れてしまったため実現とはならなかったが、未だ国民栄誉賞の受賞者がいない棋界にとって、「永世7冠の達成」が本賞の検討に値する具体的な「水準」となったことは大きな前進といえた。

 そういった背景もあり、歴史的快挙から一夜明けた6日、記者会見に応じた菅義偉官房長官に対し、羽生棋聖に「国民栄誉賞の授与を検討する考えがあるのか」という質問が飛んだ。菅官房長官は「国民栄誉賞の授与は安倍総理大臣が決めることだが、現時点においては決まっていない」と語るに留まったが、その可能性は小さくはないと見て間違いないだろう。

 永世称号制度のある竜王、名人、王位、王座、棋王、王将、棋聖のタイトル戦において、それぞれの永世条件を達成し、初めて完成となる永世7冠。棋界において、およそ考え得る最高の称号であり、今回が史上初の戴冠となった。

 逆に述べれば、これでもし羽生棋聖の国民栄誉賞授与が見送られることになれば、棋士が国民栄誉賞を得るのは、ほぼ不可能と述べても大袈裟ではない。言い換えれば、これは「将棋」そのものが、国民栄誉賞に繋がるほどの国民性や知名度を持った競技であるかが問われているといえるだろう。

 その一方で、こういった国民栄誉賞の水準に対して議論が行われるたびに、その「候補者」として名前が挙がるのが、競馬界の国民的存在となる武豊騎手だ。

 実は武豊騎手と羽生棋聖はほぼ同年代であり、その全盛期も非常に似通っている。

武豊へ年内にも「国民栄誉賞」の可能性!?「W授与」が期待される羽生善治「永世7冠」に匹敵する「歴史的快挙」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

17:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 巷に出回る川田将雅「長距離苦手説」をデータで検証、阪神大賞典(G2)で気になる「13年未勝利」の課題…リーディングジョッキーの意外な過去
  2. 皐月賞馬、ダービー馬不在の菊花賞を勝ったのは?
  3. 武豊「スキャンダル」「ケガ」など揺れに揺れた2017年。弟・幸四郎騎手「引退」から小浦愛「不倫疑惑」、そしてキタサンブラック「大団円」までをプレイバック!
  4. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  7. 「やはりポンコツやな」元JRA藤田伸二氏が激怒!? 有馬記念(G1)ステラヴェローチェの乗り替わりに不満隠せず
  8. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  9. 「庭先取引」の問題点を一変させたセレクトセール!億超え馬を落札する名物オーナーたちも登場…オープンでフェアな取引に多大な貢献【競馬クロニクル 第63回】
  10. 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬