真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2017.12.11 08:07
世界王者ハイランドリールが有終の美!菊花賞馬キセキ「不完全燃焼」で日本馬勝利ならず……【香港国際競走・回顧】
編集部
ややバラついたスタートから戦前の予想通り、ビューティージェネレーションがハナに立つ展開。日本に遠征経験を持つコンテントメントやランカスターボンバーが好位グループ。シーズンズブルーム、ビューティーオンリー、サトノアラジンといった人気勢は、いずれも後方からの競馬となった。
勝負所の3、4コーナーでサトノアラジンが外から早めの進出を見せるなど、各馬が一団となって最後の直線へ。逃げていたビューティージェネレーションが後続を2馬身、3馬身と突き放していく。好位を追走していたウエスタンエクスプレスが2番手集団から抜け出すも、なかなか差が縮まらない。さらに外からヘレンパラゴンも脚を伸ばすが、ビューティージェネレーションがそのまま逃げ切ってゴールした。
鞍上のK.リョン騎手は「残り450m前からゴーサインを出した。彼が止まらないことを知っていたからね」と早めスパートからの粘り込みという作戦がハマったことを強調。2着にも人気薄のウエスタンエクスプレスが入り、三連単は100万馬券超えの大波乱だ。
一方、早めのスパートから追い上げを見せたサトノアラジンは、最後に失速し11着に大敗。後方から追い上げた1番人気のシーズンズブルームは4着が精一杯だった。
香港カップ(G1)芝2000m
香港マイルと同じく、香港カップも人気が割れた状況。前哨戦を制した地元のワーサーが単勝2.4倍の1番人気。単勝4.4倍で日本のネオリアリズムが続き、香港のタイムワープ、日本のステファノスが続く。結局、武豊騎乗のスマートレイアーまで12頭中6頭が単勝10倍以下という大混戦だった。
PICK UP
Ranking
23:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
ミスターシービー、ウオッカ、ヒシマサルの意外な共通点…馬名の由来は興味深いエピソードの宝庫【競馬クロニクル 第47回】
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?- JRA横山典弘騎手「史上最悪のポツン」が日本の頂点に!? 断トツ最下位で「ダービーの冒涜」大批判を集めた馬がレイデオロと並ぶ
- 武豊が「告白」宝塚記念(G1)キタサンブラック大敗劇で「最大の敗因」とされるサトノクラウンの”荒技”の影響……凱旋門賞消滅への思いと「雪辱の秋」へ<2>
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
- JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
















