GJ > 競馬ニュース > 【香港国際競走・回顧】  > 4ページ目
NEW

世界王者ハイランドリールが有終の美!菊花賞馬キセキ「不完全燃焼」で日本馬勝利ならず……【香港国際競走・回顧】

【この記事のキーワード】, ,

 愛国馬のブロンドミーが大きく出遅れた以外は、まずまず揃ったスタート。タイムワープが押し出されるように先頭に立つと、スマートレイアーが2番手、内からネオリアリズムが好位を窺うも大きく折り合いを欠いていた。それらを見るような形でワーザーが中団から、ステファノスは後方からの競馬となった。

 1000m通過が約64秒という極端なスローペースながら、特に大きな動きもなく最後の直線へ。こうなると有利なのは先頭で主導権を握っていたタイムワープだ。手応えがなくなったスマートレイアーと、前半で折り合いを欠いたネオリアリズムを尻目に一気に後続を突き放す。残り200mを切ったところで、1番人気のワーザーが集団から抜け出すも万事休す。2馬身1/4の差をつけてタイムワープが楽々逃げ切った。

 完璧にレースを支配したZ.パートン騎手は「まだまだ強くなる」と、相棒が今後の香港競馬を担う存在になることを期待。前半大きく折り合いを欠きながらも、なんとか3着に粘って格好をつけたネオリアリズムはモレイラ騎手が「よく3着に入った」と健闘を称える納得の敗戦だった。

 ステファノスはこの馬らしい素晴らしい末脚で追い上げたが4着、スローペースに泣いた格好だ。スマートレイアーも5着に粘っており、日本馬の健闘が目立ったレースだった。

※人気は日本の馬券発売のオッズ。

世界王者ハイランドリールが有終の美!菊花賞馬キセキ「不完全燃焼」で日本馬勝利ならず……【香港国際競走・回顧】のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 【日本ダービー】武豊「何とか間に合いました」キタサンブラック弟と挑む最多7勝目…乗り替わりでも不気味なエコロヴァルツの底力
  2. 「オーナーの逆鱗」に触れた原優介が突然のクビ宣告!? 帝王賞でウィルソンテソーロ降板も決定済み…気になる「鞍上交代」はやっぱりアノ人?
  3. JRA天皇賞・春(G1)エタリオウの「扱い」が鍵? 「最強コンビ」桃井はること楠原安里梨が占う平成最後の聖戦
  4. 【NHKマイルC】ファンの興味は「15番枠」が1番人気?固唾をのんで待つ運命の枠順発表…ただの偶然で済まされない「幸運」を手にするのはどの馬か
  5. 【NHKマイルC】父は名マイラー、母もマイルG1馬の「黄金血統」、前走惨敗で評価急落も…注意しておきたい激走候補2頭
  6. JRA矢作芳人調教師「馬場のことは、いつも棟広に聞いているぐらいだから」ジャパンC(G1)にコントレイルを出走させる名伯楽も信頼!『KEIBAコンシェルジュ』棟広良隆氏【特別インタビュー】
  7. 競馬・パチスロ「勝ちまくり」の無双モード!?「キャプテン渡辺」が濃厚すぎる上半期を振り返る!!【特別インタビュー】
  8. 【NHKマイルC】“アスコリピチェーノVSジャンタルマンタル”仁義なき社台グループの頂上決戦に決着をつける不気味な伏兵!
  9. 【NHKマイルC】17番人気ピンクカメオの激走!伝説の973万馬券はこうして飛び出した。今年はジャンタルマンタルとアスコリピチェーノに不安話で急浮上の穴馬!
  10. JRA天皇賞・秋(G1)最強の「攻略法」を発見!? 空気階段「鈴木もぐら」渾身の『絆69馬券』に驚愕!!